人形買取を利用したいのですが、詐欺に遭うケースもあると聞きました。万が一のために手口や対策について学んでおきたいです。
この記事は、こんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山の人形買取を利用してきました。
その経験からいうと、確かに悪質な買取業者は存在しますし、詐欺被害に遭った人は何人か知っています。被害に遭わないために重要なポイントは以下のとおりです。
- ①:人形買取の詐欺に関する知識を身につける
- ②:悪質業者の手口を把握する
- ③:人形買取詐欺の対策や対処法をインプットする
人形買取におけるトラブルを避けるなら、上記を把握することはもちろん、信頼と実績のある専門業者を利用するのがベストです。
この記事では、人形買取の詐欺についてまとめました。
詐欺情報についてリサーチしている方、実際に被害に遭われた方はぜひ参考にしてみてください。
人形買取は詐欺が多い?
人形買取の詐欺被害はけっして少なくありません。
人形の買取を謳う業者の中には、悪質なところがそれなりにいます。ここ最近だと貴金属の押し買いを行う悪徳業者がネット上に問題になりました。
怖くなって18金のデザインリングとネックレスを売ってしまった、とおっしゃっていました。手に持っただけで「2万円ですね」と。その30グラムのネックレス、先月お隣り市原市の質屋さんも、当店も15万超えで査定しましたよね・・・そこそこ有名タレントを広告塔にして、本当にエグい事しますね。
— Link鈴木質店@おゆみ野 (@shichiya_link) January 11, 2022
このような詐欺的な行為は残念ながら少なくありません。
特に人形買取を提案するものの、実際は「貴金属を押し買い」という詐欺は横行していると思われます。
人形買取の詐欺被害に遭わないためにも、悪質な業者の特徴や手口を理解し、注意深く対応しましょう。
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人形買取で見られる詐欺の手口
人形買取で見られる詐欺の手口は以下のとおりです。
- ①:人形買取だったはずが貴金属を押し買いされた
- ②:安値で買取するまで帰らない
- ③:人形とは別の不用品を要求される
いずれも人形買取でよく見られる詐欺パターンです。
被害に遭わないためにも、まずは上記の手口をしっかりとインプットしましょう。
①:人形買取だったはずが貴金属を押し買いされた
人形買取の詐欺で話題になったのは、本来の人形買取から逸脱し、貴金属など他の貴重品を押し買いするケースです。
「不用品を買い取るというので家に来てもらったら強引に貴金属を買い取られた」など、自宅で物品を買い取ってもらう際の訪問購入に関する相談が全国の消費生活センター等に寄せられています。特に 60 歳以上の高齢者の割合が全体の約 7 割を占めているのが特徴的で、中には終活でまとまった不用品を処分する際にトラブルに遭うケースもみられます。
悪質な業者はさまざまな口実を使って、貴金属などを見せるよう促してきます。これを断れず貴金属を見せてしまうと、不当な価格で強引に買取してくるので注意が必要です。
②:安値で買取するまで帰らない
人形買取の詐欺では、悪質な業者が安値での買取を強要し、納得するまで帰らないケースがあります。
着物買取専門店の多くもそうですが、どこの家にでも1つはありそうなもの(主様の質問にもある通り、壊れた家電や本や食器、ガラスケースが邪魔な日本人形や、必要なくなったお雛様などですね)を理由にアポをとり、家に上がり込ませたら最後。貴金属を中心とした金目の物をとんでもない安値で買い取るまで帰ってもらえず怖い思いをした、大きな損をした、と泣き寝入りされたお客様にこれまで沢山会ってきました。
引用:Yahoo!知恵袋
このような強引な手口は、特に高齢者を狙った詐欺として知られています。
③:人形とは別の不用品を要求される
人形買取を口実に、他の不用品を要求する手口も定番といえます。
これはそもそもとして人形買取が目的ではなく、高値で売れる不用品をできるだけ安く買取することが目的です。
先述した貴金属やブランド品などが狙われやすいようです。
人形買取の詐欺対策
人形買取の主な詐欺対策は以下のとおりです。
- ①:そもそも約束した品物以外の買取要求は「古物営業法違反」
- ②:業者を家に入れない
- ③:信頼できる買取業者を利用する
これらをインプットしておけば、万が一の時でも落ち着いて行動できるようになります。
人形買取を検討している方は、これを機に覚えておいてください。
①:そもそも約束した品物以外の買取要求は「古物営業法違反」
古物営業法に基づくと、約束した品物以外の買取を強要することは法律違反になります。
本来、お電話口で約束した品物以外を要求することは古物営業法違反なので真っ当な業者ならやりません。しかしそんなことを一般消費者が知る機会なんてほぼ無いので、悪いことをやっている業者たちはそこに付け入ります。それに、ちゃんとした業者なら訪問買取のルールであるクーリングオフの制度を遵守するため、少なくとも8日間は必ず保管し返還要求に応じるはずです。しかしお察しの通り、こういった業者たちは伝票の控えや訪問者の名刺を渡さなかったり、連絡がつかないように細工をしているところも多いです。
引用:Yahoo!知恵袋
この法律を理解し、不当な要求に応じないようにしてください。
②:業者を家に入れない
悪質な業者はズカズカと家に上がりこんできます。
これは圧力をかけやすくするためです。
【事例5】貴金属はないと伝えたら大声で怒鳴られ、怖い思いをした
自宅に何度も「処分するものはないか」、「衣類でも人形一つでもいい。何でも買い取る」という電話がかかってくるので来訪を承諾した。訪問した購入業者の男性に古い人形を出したところ、「このようなものは買い取れない。貴金属はないか」と言われた。貴金属は使わないので全て処分してしまっていると言うと、「何かあるだろう」と部屋の中を探そうとするので、帰ってほしいと伝えた。すると、「そちらが引き取るものがあると言うからわざわざ来たのに、どういうことだ」と、大声で怒鳴られた。
このように悪質な業者は、私たちに強いプレッシャーをかけて強引な買取を実現させます。これを防ぐためにも、家の中には絶対に入れないよう徹底してください。
③:信頼できる買取業者を利用する
人形買取を専門とする業者のなかには、詐欺をはたらく悪質なところが存在します。しかし、評判や実績を確認できる業者を選べば、詐欺被害に遭うことはありません。
人形買取を検討している方は、以下の信頼と実績のある業者を利用しましょう。
当ブログおすすめの人形買取業者
人形買取の詐欺に遭ってしまった場合の対処法
人形買取の詐欺被害に遭ってしまった場合は、国民生活センターへ相談しましょう。
国民生活センターでは消費者の問題に関する相談を受け付けており、具体的なアドバイスや解決策を提供してくれます。
相談は電話やメールを利用することが可能です。
なお、人形買取の詐欺被害におけるPDFが公開されているので、事例について把握したい方はぜひチェックしてみてください。
人形買取の詐欺に関するQ&A
人形買取の詐欺に関するQ&Aをまとめました。
問題の解決や情報収集にお役立てください。
Q1:「晴屋」は悪質な業者ですか?
A:「晴屋」に関しては、迷惑電話や悪質なテレアポが報告されている悪質業者です。
リサーチすると、さまざまな情報がヒットします。
このような買取業者の利用は避けましょう。
Q2:日本人形買取で口コミは参考になりますか?
A:サイトやブログの口コミは操作される可能性があるので、あまり信頼できません。一方でGoogleマップの口コミなどは、利用者のストレートな評価を確認できます。
日本人形買取の口コミを収集したい場合は、そういった生の声が聞けるサービスを利用するといいでしょう。
Q3:人形買取でおすすめの業者をおしえて
A:筆者はこれまでに沢山の買取業者を利用してきました。
そのなかでも人形全般の処分・引き取りにおすすめなのは間違いなく「COYASH(コヤッシュ)」です。
ジャンルを問わず、人形は非常に価値のあるものを除くと売れる可能性がほとんどありません。しかし、COYASHなら買取対象品であれば買取(引き取り)してもらえる確率がグーンとUPします。
買取対象品は以下のとおりです。
その他にも以下と一緒に査定に出すと、買取される可能性はさらに高くなります。
- カメラ
- 骨董品
- ブランド品
- ミシン
- 腕時計
- ホビー
- オーディオ
- 宝石
- 時代家具
- 切手
- 楽器
- お酒
COYASHでは、カメラをはじめ、骨董品、宝石、腕時計などさまざまな品物を一括で査定・買取してくれます。売るのが難しい人形も、他の買取品と一緒に査定に出すことで買取してもらえる確率が高くなるのです。
売却を希望する方は、まず無料査定を利用してみてください。キャンセルは自由ですし、手数料などは一切かからないので安心です。
なお、COYASHについては以下の記事で詳しく解説しています。どんな業者なのかじっくりと確かめたいという方はぜひチェックしてみてください。
Q4:都市圏でおすすめの人形買取業者はどこ?
A:都市圏には信頼と実績のある買取業者が集中しています。
以下に都市圏別のおすすめ人形買取業者をまとめた記事を貼っておくので、ぜひ参考にしてみてください。
東京でおすすめの人形買取業者
大阪でおすすめの人形買取業者
名古屋でおすすめの人形買取業者
まとめ
人形買取の詐欺について解説しました。
人形買取における詐欺被害はまったく珍しいケースではありません。
特に貴金属の押し買いや安値での強要、不当な要求などは詐欺の一般的な手口。これを避けるためには、信頼できる業者の選定や、不当な要求に対する適切な知識が重要です。
また、詐欺被害に遭った場合は「国民生活センター」へ相談しましょう。
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