
我が家には日本人形がいくつかあるのですが、捨てるのが怖いので処分に困っています。どうすればいいか、具体的な方法を教えてください。
この記事は、こんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山の人形供養と処分に携わってきました。
その経験から言うと、人形を捨てるのが怖い場合は「人形供養」がおすすめです。
人形供養をお願いできる場所とサービスは以下があります。
- ①:神社仏閣にお願いする
⇒もっとも確実で安心できる対処法のひとつです。 - ②:人形供養祭に参加する
⇒個別ではありませんが、人形供養とお焚き上げをしてもらえます。 - ③:人形供養の宅配サービスを利用する
⇒専用キットや段ボールにつめて配送し、人形供養してもらうサービスです。
おすすめは①の「神社仏閣にお願いする」ですが、場合によっては断られる可能性もあります。
そんなときは③の「人形供養の宅配サービスを利用する」がベターかもしれません。
この記事では、人形を捨てるのが怖い時の対処法についてまとめました。
捨てるのが怖い現状から解放されたい方は、ぜひチェックしてみてください。
「人形を捨てるのが怖い」と感じている人は想像以上に多い
私たちはなぜ人形を捨てるのが怖いのでしょうか。
それは古くから言い伝えられている「人形には魂が宿る」という考え方が原因です。

魂が宿る象徴といっても過言ではないのが「日本人形」。次いで、一般的なぬいぐるみでさえも捨てられない人は多いです。
Yahoo!知恵袋やネット記事をチェックすると、その数は想像以上ともいえます。

Yahoo!知恵袋で「人形 捨てる 怖い」と検索した結果
このように人形を捨てるのが怖いと感じたり、バチが当たると考える人は多いです。
筆者の経験上、人形を捨てることに対して少しでも怖い感覚があるなら、感謝の気持ちを込めて手放す意味でも「人形供養」をおすすめします。
きちんとお別れすることができれば、恐怖心や罪悪感とサヨナラをすることが可能です。
人形を捨てるのが怖い時におすすめの「人形供養」
人形を捨てるのが怖い時におすすめの対処法は「人形供養」です。
人形供養には以下の利用方法があります。
- ①:神社仏閣にお願いする
- ②:人形供養祭に参加する
- ③:人形供養の宅配サービスを利用する
本格的な人形供養を依頼したいなら①がおすすめですが、多忙の方や人にできるだけ会わずに供養したい方は③がおすすめです。
ここでは上記3つの人形供養について紹介します。
①:神社仏閣にお願いする
人形を捨てるのが怖い時は、供養をしてくれる神社仏閣へ依頼するのが定番です。
人形供養の内容は神社仏閣によって異なりますが、基本的には供養⇒お焚き上げが一般的といえます。なお、人形供養祭で一度にお焚き上げ供養を行うところもあるようです。
人形供養をしてくれる神社仏閣は、Googleマップを使用すれば簡単に見つけられます。
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②:人形供養祭に参加する
人形を捨てるのが怖い時は、地域で定期的に開催される「人形供養祭」に参加するのもおすすめです。
人形供養祭は、参加者全員の人形をいちどにお焚き上げ供養するイベント。気軽に参加できるうえに、無料で供養できるところもあります。
人形供養祭の情報は、近くの神社仏閣の公式サイトかSNS、チラシで確認することが可能です。
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③:人形供養の宅配サービスを利用する
人形を捨てるのが怖いものの、人形供養をできるだけ簡単に済ませたい場合は「宅配供養サービス」の利用が最適です。
宅配供養サービスはその名のとおり、供養したい人形を専用キットまたは段ボールに詰めて送り、供養してもらうサービス。
筆者は利用経験から、以下の3商品をおすすめします。
おすすめの人形供養宅配サービス
特徴 | 価格 | |
「みんなのお焚き上げ (人形供養パック|1箱)」 |
| 13,000円 |
想い出BOX【箱なし】 大切な方の想い出の品々をお焚き上げします。遺品整理 人形供養 お焚き上げ 供養 断捨離 |
| 5,000円 |
【花月堂】らくらく人形供養パック |
| 約2,000円~20,000円 |
いずれも信頼できる宅配供養サービスですが、なかでもおすすめなのは「みんなのお焚き上げ (人形供養パック|1箱)」です(満足いく結果を得られる可能性が高い)。
多忙な方・人と会わずに供養したい方は、ぜひ検討してみてください。
価値のある人形なら「買取」も検討してみる
「人形を捨てるのが怖いけど、価値があるなら現金化も考えたい」
このように思う方は少なくありません。
たしかに日本人形は価値のあるものが沢山あります。
人形の買取で実績のある【バイセル】が公表している相場は、以下のとおりです。
買取相場額 | |
日本人形 (五月人形・市松人形・御所人形・雛人形など) | 20万円前後 |
有名作家がつくった人形 (人間国宝・平田郷陽など) | 500万円前後 |
有名作家が作ったフランス人形 (ジュモーなど) | 500万円前後 |
一般的な人形に関しては値段がつかないものもありますが、価値のあるものは数十万円で買取されているようです。
高級な日本人形や作家がつくった人形などになると最高で数百万円の価格がつくので、供養すべきでない人形があることも把握しておきましょう。
なお、人形供養はお焚き上げを除くことも可能です。供養だけしてもらい、あとは買取に出すことも可能なので最適な方法を検討してみてください。
人形を捨てるのが怖い時のQ&A
人形を捨てるのが怖い時のQ&Aについてまとめました。
処分の参考などにお役立てください。
Q1:人形やぬいぐるみを捨てると呪われる?
A:呪われることはありません。
呪いという観念は、私たちが作り出した精神的な問題のひとつです。その要因は言い伝えや伝説などですが、人形やぬいぐるみを捨てることで呪われたなら、おそらく多くの人が亡くなるので人類が全滅するでしょう。
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Q2:人形やぬいぐるみを捨てるとバチが当たる?
A:呪いと同様で、バチは当たりません。
バチが当たるという観念もまた、言い伝えや伝説などによって作られた精神的な問題です。
ただし、人形やぬいぐるみを捨てることに罪悪感があるなら「人形供養」をして、心を清らかにしたほうがいいでしょう。
Q3:「人形 捨てる 怖い」のYahoo!知恵袋情報は参考になる?
A:参考になるものからそうでないものまで様々です。
結局のところ、処分方法を決めるのはあなた自身なので、Yahoo!知恵袋に書かれている情報をアドバイスと捉えるのなら有効といえるかもしれません。
まとめ
人形を捨てるのが怖い時の対処法について解説しました。
人形の処分に少しでも罪悪感があるなら、人形供養こそが最適解だと思います。
供養する方法はいくつかあるので、あなたのニーズに合ったものをじっくりと選びましょう。
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