神奈川県の寒川神社には、五月人形を納められる「人形奉斎殿」が設けられています。通年で受け付けてくれるほか、1,000円からの志で供養をお願いできるのが魅力です。
この記事では、寒川神社での供養方法や注意点、遠方に住む方への代替案などを詳しく解説します。神奈川県で人形供養をしてもらえる神社を探している方、心穏やかにお別れできる方法を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
記事のポイント
- 寒川神社で五月人形を供養する手順
- 供養料や条件についての詳細
- 遠方の方におすすめの郵送供養サービス
- 供養可能な対象物や注意点
五月人形の供養を寒川神社にお願いする方法
- 人形奉斎殿に納める
- 供養料は1,000円から
- 納められるかどうかは係りの人が決める
- 遠方の場合は他社の郵送供養サービスを活用しよう
人形奉斎殿に納める
寒川神社の人形奉斎殿は、不要になった人形を納めるための施設です。第一駐車場から徒歩1分の場所に位置し、予約なしでの持ち込みができます。
受付時間は午前9時から午後4時まで(年始を除く)で、係員が人形を確認した後、問題がなければ納められます。
五月人形も対象物ですが、焼却できるもの以外は受け付けてもらえません。詳細は、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
供養料は1,000円から
寒川神社の供養料は、お気持ちとして1,000円から受け付けられています。全国の寺社と比較しても手頃で、気軽に利用できるのが魅力です。
ただし、人形の数が多かったり大型の場合は、追加で志を納めるケースもあります。
たとえば、家族代々の五月人形をまとめて供養する場合、5,000~10,000円ほどを目安にするべきです。費用をどうすればいいかわからない場合は、社務所に相談するといいでしょう。
納められるかどうかは係りの人が決める
五月人形が供養できるかどうかは、人形奉斎殿の係員が確認して判断します。
対象は焼却できるものに限られているため、燃やせない素材(プラスチック製の部品など)やガラスケース、金属部品が多い場合は対象外です。
燃やせる人形なら対象なので、付属品などを取り外した状態で持ち込みましょう。
なお、ガラスケースごと供養したい場合は、後述する郵送供養サービスが最適です。
遠方の場合は他社の郵送供養サービスを活用しよう
寒川神社が遠方で足を運ぶのが難しい、ガラスケースごと供養したい場合は「みんなのお焚き上げ」や「らくらく供養パック」などの郵送サービスがおすすめです。
これらのサービスは専用キットを購入し、人形を梱包して発送するだけで供養を代行してもらえます。北海道から沖縄まで全国対応しているほか、自分のペースで依頼できるのがメリットです。
供養が完了すると、証明書や動画が届くので安心して依頼できます。
おすすめの郵送供養サービス
特徴 | 価格 | |
「みんなのお焚き上げ 」 |
| 1,650~13,000円 |
想い出BOX【箱なし】 大切な方の想い出の品々をお焚き上げします。遺品整理 人形供養 お焚き上げ 供養 断捨離 |
| 5,000円 |
【花月堂】らくらく人形供養パック |
| 約2,000円~20,000円 |
郵送供養サービスは時間や距離の制約を乗り越えられるため、手間なく処分したい方に最適です。
五月人形の供養と寒川神社に関する情報
- お焚き上げはいつまで?
- お焚き上げは郵送でも受け付けてもらえる?
- 人形供養はガラスケースも対象ですか?
- 人形供養はぬいぐるみも大丈夫?
- ヤマト運輸のらくらく人形供養パックとは?
お焚き上げはいつまで?
寒川神社の人形供養は、原則として通年受付しています。ただし、混雑期や神事の関係で一時的に受付を休止する場合も考えられます。
とくに、年末年始(1月1日~5日)や大型連休前後は事前確認をするべきです。
お焚き上げの実施日は、毎年10月15日に設定されています。持ち込まれた人形は、当日まとめて供養されます。
お焚き上げは郵送でも受け付けてもらえる?
寒川神社では、郵送による供養受付を行っていません。
人形奉斎殿に持ち込む必要があるため、遠方の方は他社が提供する「みんなのお焚き上げ」や花月堂の「らくらく人形供養パック」を検討しましょう。
これらのサービスを利用すれば、自宅にいながらお焚き上げ供養を代行してもらえます。完了した後には、証明書などが送付されるので安心です。
おすすめの郵送供養サービス
特徴 | 価格 | |
「みんなのお焚き上げ 」 |
| 1,650~13,000円 |
想い出BOX【箱なし】 大切な方の想い出の品々をお焚き上げします。遺品整理 人形供養 お焚き上げ 供養 断捨離 |
| 5,000円 |
【花月堂】らくらく人形供養パック |
| 約2,000円~20,000円 |
人形供養はガラスケースも対象ですか?
寒川神社の人形供養では、ガラスケースは対象外です。ケースは事前に外し、本体のみを持ち込む必要があります。
ガラスや金属部分が残っていると、受け付けてもらえないので注意しましょう。
処分に困る場合は、以下の方法を検討してください。
- 自治体のゴミ分別ルールに従って廃棄
- 買取業者に依頼
- リサイクルショップに売る
- 郵送供養サービスの利用
- 不用品回収サービスの利用
関連記事
人形供養はぬいぐるみも大丈夫?
寒川神社では、ぬいぐるみの供養も可能です。しかし、化学繊維やプラスチック素材が含まれる場合は受け付けられない場合があります。
とくに、目や鼻のパーツに金属が使われている場合、係員が慎重に判断するはずです。
対象に該当するか確かめたい場合は、社務所に問い合わせましょう。
ヤマト運輸のらくらく人形供養パックとは?
花月堂がヤマト運輸と提携した「らくらく人形供養パック」は、人形をダンボール箱に入れて発送するだけで供養を代行してもらえるサービスです。
費用は2,000円からで、全国対応しています。集荷を依頼するだけで、提携寺社でお焚き上げしてもらえるため、忙しい方や神社へ行けない方に最適です。
郵送供養サービスでは、定番の商品といっても過言ではありません。
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まとめ:五月人形の供養は寒川神社がおすすめ
この記事をまとめます。
- 寒川神社の特徴: 人形奉斎殿での直接供養が可能で、1,000円からの志で感謝の気持ちを形にできる
- 注意点: ガラスケースや金属部品は不可。係員による素材確認が必須
- 遠方対応: 郵送不可のため、代わりに「みんなのお焚き上げ」やヤマト運輸のらくらく人形供養パック(花月堂)を活用
- 柔軟性: ぬいぐるみも条件付きで供養可能。事前確認でトラブルを回避
- 追加選択肢: らくらく人形供養パックは手軽さと確実性を両立した全国対応サービス
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