防府天満宮の人形供養の値段は5,000円から！お祓いを受けた人形の里親探しも開催される

山口県の防府天満宮では、毎年3月に人形感謝祭が開催されます。

一般的な供養と異なるのは、人形供養がお祓いに留まっている点と、里親探しが行なわれる点です。

その様子はNHKのドキュメント番組でも取り上げられ、多くの人から注目されました。2024年には、昨年の2倍となる約1,200件もの人形が集まっています。

この記事では、防府天満宮の人形供養について詳しく解説します。最後まで読めば、値段はもちろん、供養の詳細を理解できるでしょう。

記事のポイント

防府天満宮の人形供養や値段などの詳細

防府天満宮での人形供養を把握すれば、大切な人形との別れ方を具体的に計画できます。また、供養後の里親探しがきっかけで、人形に新たな役割を与えられるかもしれません。

防府天満宮の人形供養（お祓い）の値段は、みかん箱サイズの箱1つにつき初穂料5,000円～、ひな人形の壇飾りやガラスケース入りの人形はサイズや状態に応じて10,000円～の受付です。

初穂料：1箱5,000円にお気持を添えてお願いしております
※箱の大きさはみかん箱を目安にお考え下さい
ただし、ひな人形壇飾りやガラスケース入り人形は10,000円にお気持を添えてお納め頂いております。
参照元：人形感謝祭里親探し｜防府天満宮

受付時間は、御守頒布所にて8時半から17時までです。

人形の数が多くなったり、受け付けてもらえる種類か不明な場合は、事前に問い合わせましょう。

防府天満宮の梅まつりは、菅原道真公が愛した梅の花が境内に咲き誇る2月中旬から3月上旬にかけて開催されます。約1,100本の梅の木からは、白や紅の花が咲き乱れ、参拝客の目を楽しませてくれます。

ここでは、人形のお祓いを目的とした人形感謝祭と、人形の里親探しを詳しく見ていきましょう。

人形感謝祭は、3月に執り行われる神事です。神職による祝詞奏上の後、集められた人形一体一体に丁寧なお祓いが行われます。

昨今は全国から約1万体以上の人形が集まり、その数は増加傾向にあるようです。

人形は持ち主の大切な思い出とともに受け付けられ、感謝の気持ちを込めて供養されます。神事には参列が可能で、お祓いを見届けられます。

供養をお願いする手順は、以下のとおりです。

詳細は、防府天満宮のホームページでご確認ください。

お祓いを受けた人形は、人形感謝祭の数日後に開催される里親探しで新たな持ち主と出会うことになります。人形たちは丁寧に並べられ、一般公開される流れです。

里親は個人または団体で申し込めるほか、無料で譲渡されます。ただし、転売や営利目的での引き取りは固く禁止されているので注意してください。

希望者が多数の場合は抽選となり、当選者に連絡が入ります。

防府天満宮の人形供養は、持ち込みのみの受付です。

これはそれぞれの人形を丁寧に確認し、供養に関する詳しい説明を直接行うためです。

遠方からの来訪が難しい場合は、近隣の神社での供養を検討するか、自宅にいながらお焚き上げ供養ができる郵送サービスを利用しましょう。

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