ガラスケース入り人形を処分したいのですが、ケースの発送で困っています。ガラスケースの送り方について詳しく教えてください。
この記事はこんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山のガラスケース入り人形を処分してきました。
その経験から言うと、人形のガラスケースは分解して送る以外に方法はありません。有名な配送業者の多くは、ガラスケース入り人形(完成した状態)の配送に対応していないので注意しましょう。
もし、ガラスケースを分解せずに処分したい場合は「買取」の利用をおすすめします。
この記事では、ガラスケース入り人形の送り方についてまとめました。配送について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガラスケース入り人形の送り方
ガラスケース入り人形を送る場合は、いずれにしてもガラスケースの分解が必要です。
筆者の経験上、クロネコヤマトや佐川急便などの配送業者は、ガラスケースごとの配送に対応していません。理由はシンプルで扱いが非常に難しいためです。
したがって処分にしろ買取にしろ、ガラスケース入り人形をどこかに送る場合は以下の手順を踏みましょう。
- ガラスケースを分解する
- パーツをそれぞれ丁寧に梱包する
- ひとつのダンボールにまとめて発送
ここでは、上記3ステップについて詳しく解説していきます。
1.ガラスケースを分解する
ガラスケース入り人形における送り方の1ステップは、ガラスケースを分解することです。
商品によって組み立て方やパーツは異なりますが、一般的には以下のパーツで構成されています。
- ガラス板
- 木製の板
- 木製の柱
取扱説明書があれば、それに従って分解してください。
ない場合は以下の記事を参考にしましょう。
それでも分解が難しい場合は、お近くの人形工房か骨董品店に問い合わせてみてください。
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2.パーツをそれぞれ丁寧に梱包する
ガラスケース入り人形の送り方2ステップは、分解したパーツをひとつずつ丁寧に梱包することです。
ガラスは割れ物なので、緩衝材などで十分に保護しないと高確率で破損します。エアパッキン(プチプチ)がない場合は用意して、できるだけ厚くくるみましょう。
ちなみにエアパッキンはできるだけ丈夫なものを選びましょう。ケチると破損をまねいて、処分や買取に影響するので注意してください。
3.ひとつのダンボールにまとめて発送
ガラスケース入り人形の送り方3ステップは、梱包したパーツと人形をひとつのダンボールに詰め込んで発送することです。
梱包したパーツと人形本体が入るダンボールを選び、隙間をなくしてから封をしてください。隙間があると、せっかくの梱包が無駄になる可能性が高いので注意です。
隙間を埋めるのは新聞紙でもいいですし、Amazonでお馴染みのこれを使用すれば安心かと。
完成したら、配送業者に依頼しましょう。
ガラスケース入り人形処分でおすすめの方法3選
ガラスケース入り人形処分で、おすすめの方法は以下のとおりです。
- ①:不用品回収
- ②:譲渡
- ③:買取
いずれもゴールは異なりますが、さまざまな処分方法とくらべると完了までが早いです。
ただしメリット・デメリットがあるので、よく比較する必要があります。
ここでは、上記3つのガラスケース入り人形処分についてまとめました。
①:不用品回収
不用品回収は業者にすべてを任せられる便利なサービス。
費用がかかる点はデメリットですが、ガラスケースの分別および解体が不要です。ケースごと引き取ってもらえますし、配送する手間がかかりません。
ガラスケース入り人形をすぐに処分したい場合や、不用品がほかにも沢山ある場合は利用する価値があるでしょう。
②:譲渡
譲渡はガラスケース入り人形をスムーズに処分できる方法のひとつです。
相手が見つかり条件がまとまれば、あとは引き渡すだけでOK。基本的に無料で処分できるうえに、ガラスケースごと引き渡せるのでストレスがありません。
ただし、相手が見つからなかったり、条件が合わずにトラブルに発展したりする場合もあります。
③:買取
買取はガラスケース入り人形を現金化できる方法です。
ほぼ業者任せにできるうえに、価値があるものなら値段がつきます。さらにはガラスケースごと買取してくれるので、人形処分をお金に換えたい方におすすめといえるでしょう。
ただし日本人形は縁起物にあたるので、買取してくれない業者が多いです。依頼する場合は、日本人形を専門とする業者に限定しましょう。
ガラスケース入り人形の処分方法は他にもある?
ガラスケース入り人形の処分方法は他にもいくつかります。
- 自治体に回収してもらう
- リサイクルショップ
- 寄付
- 人形供養
分別と解体する手間を許容できるなら、自治体に回収してもらうのもアリ。また、リサイクルショップや寄付を頼れば、ガラスケース入り人形の処分がスムーズにいく場合があります。
いずれの処分も抵抗を感じる場合は、人形供養を依頼するのがベストでしょう。
ガラスケース入り人形処分における他の方法については、以下の記事でくわしく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ガラスケース入り人形の送り方Q&A
ガラスケース入り人形の送り方に関するQ&Aをまとめました。
情報収集や問題の解決にお役立てください。
Q1:ガラスケースに対応した配送業者はある?
A:筆者の経験上、ガラスケースに対応している配送業者とは出会ったことがありません。
大手のクロネコヤマトや佐川急便は非対応です。
配送業者にガラスケースごと依頼するのは、不可能と考えた方がいいと思います。
Q2:日通もガラスケース入り人形の配送は受け付けていませんか?
A:過去にガラスケース入り雛人形の配送を日通に依頼したことがあったのですが、断わられた経験があります。
クロネコヤマトや佐川急便と同様、ガラスケース入り人形の配送はリスクが大きいので、拒否される可能性が高いと思っていいでしょう。
Q3:ガラスケース入り人形の買取におすすめの業者は?
A:私はこれまでに沢山の買取業者を利用してきました。
そのなかでガラスケース入り人形の処分・引き取りにおすすめなのは間違いなく「COYASH(コヤッシュ)」です。
ガラスケース入り人形は、非常に価値のあるものを除くと売れる可能性がほとんどありません。しかし、COYASHなら買取対象品であれば買取(引き取り)してもらえる確率がグーンとUPします。
買取対象品は以下のとおりです。
その他にも以下と一緒に査定に出すと、買取される可能性はさらに高くなります。
- カメラ
- 骨董品
- ブランド品
- ミシン
- 腕時計
- ホビー
- オーディオ
- 宝石
- 時代家具
- 切手
- 楽器
- お酒
COYASHでは、カメラをはじめ、骨董品、宝石、腕時計などさまざまな品物を一括で査定・買取してくれます。売るのが難しいガラスケース入り人形も、他の買取品と一緒に査定に出すことで買取してもらえる確率が高くなるのです。
売却を希望する方は、まず無料査定を利用してみてください。キャンセルは自由ですし、手数料などは一切かからないので安心です。
なお、COYASHについては以下の記事で詳しく解説しています。どんな業者なのかじっくりと確かめたいという方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
ガラスケース入り人形の送り方について解説しました。
重要なポイントをおさらいします。
- ガラスケース入り人形の送り方はけっこう面倒くさい
- 配送業者に依頼する場合は、ガラスケースを分解・梱包する必要がある
- ガラスケースごと処分したい場合は「不用品回収」「譲渡」「買取業者」がおすすめ
ガラスケース入り人形の処分方法は3種類だけではありません。
送り方も検討しながら、以下の記事を参考にあなたにとって最適な処分方法を選んでください。
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