離婚後、元パートナーとの思い出の品々をどう処分すればよいのか悩んでいませんか。
とくに、写真は幸せだった頃の記憶が詰まっているだけに、捨てるのに抵抗を感じる方が多いでしょう。とはいえ、新しい人生のスタートを切るには、過去の思い出は断ち切るべきです。
この記事では、離婚後の写真の捨て方について詳しく解説します。適切な処分方法を知れば、心の整理をつけながら、新たな一歩を踏み出せます。
記事のポイント
- 写真を捨てる前に、自分の気持ちを整理することが大切
- ゴミとして捨てる方法と、お焚き上げする方法がある
- 親戚の結婚式の写真など、処分に迷うケースへの対応
- データ化された写真の適切な消去方法
離婚後の写真の捨て方
- まずは捨てることに罪悪感がないか確認
- ゴミとして捨てる
- 神社やお寺でお焚き上げしてもらう
- 手間をかけたくないなら「郵送供養サービス」がおすすめ
まずは捨てることに罪悪感がないか確認
離婚後の写真を捨てる前に、まずは自分の気持ちを整理しましょう。
思い出の品を手放すことに罪悪感を感じるのは、自然な反応です。捨てれば心が軽くなるのか、それとも後悔しそうか、じっくり考えてみてください。
本当に大切なものを大切にできているかどうか。いや本当に大切だったのか?手紙や家族の記念写真など本当に大切なモノだけ手元に残し、見返すことのない「形ばかりの思い出品」は勇気をもって手放しましょう。
少しでも抵抗があるなら、無理に捨てる必要はありません。時間をかけて少しずつ整理していくのも有効です。
大切なのは自分の心と向き合い、前を向く勇気を持つことです。なんの問題もないようなら、ゴミとして捨てても構いません。
ゴミとして捨てる
写真をゴミとして出す場合は、プライバシーに配慮した捨て方を実践しましょう。
紙の写真はシュレッダーにかけるか、はさみで細かく切り刻んでから可燃ゴミとして出すのがおすすめです。デジタル写真が保存されたSDカードやUSBメモリは、物理的に破壊してから捨てると安心できます。
まとめただけで手を加えずにそのまま写真を捨ててしまうと、他人に写真を見られたり盗まれてしまう可能性があるかもしれません。そのような場合は、事前にハサミで切り刻んだり、シュレッダーで裁断してから出す方法が有効でしょう。
写真を捨てる際は、自治体のごみ分別ルールに従ってください。大量の写真を一度に処分する場合は、数回に分けて出すなど近隣への配慮も必要です。
神社やお寺でお焚き上げしてもらう
写真を捨てるのに罪悪感がある場合は、神社やお寺でのお焚き上げがおすすめです。
お焚き上げは、供養の意味を込めて写真を焼却する儀式です。料金は場所によって異なりますが、一般的に1,000~10,000円ほどに設定されています。
事前に予約が必要な場合もあるので、公式サイトを確認しておくとよいでしょう。
手間をかけたくないなら「郵送供養サービス」がおすすめ
忙しい方や神社やお寺に行くのが難しい場合は、郵送供養サービスがおすすめです。「みんなのお焚き上げ」などのサービスでは、写真を送るだけで供養してもらえます。
料金は数千円ほどからで利用でき、Amazonなどから購入できます。好きなタイミングで依頼し、写真を専用キットに入れて送るだけでお焚き上げしてもらえます。
供養後は証明書が送られてくるので、心の区切りをつけるのに役立つでしょう。
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離婚後の写真の捨て方に関する情報
- 親戚の結婚式の写真は処分すべき?
- 子供がいる場合のアルバムの処分
- 前妻の写真を捨てる手順
- 元旦那の写真(データ)を消せない場合の対処法
親戚の結婚式の写真は処分すべき?
親戚や友人が写っている結婚式の写真は、処分するかどうか迷うものです。これらは元パートナーとの思い出だけでなく、他者との関係性も含まれているため、慎重に判断する必要があります。
親戚や友人にとって大切な記録である可能性もあるので、まずはその人たちに相談してみましょう。もし必要ないと言われた場合でも、自分にとって特別な思い出があるなら無理に捨てる必要はありません。
逆に、見返すたびに辛い気持ちになるなら、供養や廃棄を検討するとよいでしょう。
子供がいる場合のアルバムの処分
子供がいる場合、家族写真や子供の成長記録が含まれるアルバムの処分は困難です。
まずは子供の気持ちを優先し、残しておくべき写真は捨てずに保管しておきましょう。アルバムを整理し、必要なものだけを残すといいです。
また、子供が成長した後にアルバムを見せる時期を決めておきましょう。子供が成長するにつれて、過去の記憶をどう扱うかについて話し合うことも大切です。
前妻の写真を捨てる手順
前妻との写真を捨てる際には、自分自身だけでなく、新しいパートナーへの配慮も欠かせません。
まずは、自分がどう向き合いたいか考えましょう。次に、新しいパートナーがいる場合はよく話し合い、意見を尊重します。
捨て方は、ゴミとして処分するか、お焚き上げ供養がおすすめです。どちらも、自分自身が納得できる形で進めてください。
元旦那の写真(データ)を消せない場合の対処法
デジタルデータとして保存された元旦那との写真は、アルバムよりも消去しづらいものです。
こんなときは、一時的に外付けハードディスクやクラウドストレージなどに移し、自分から見えない場所に保管しましょう。
自分では触れられない状態を作り出せば、消去できるタイミングがやがて訪れるはずです。時間経過による心境の変化を利用し、自然と消去できる日を待ちましょう。
まとめ:離婚後の写真の捨て方は大きく分けると2種類
この記事をまとめます。
- 離婚後の写真は「ゴミとして捨てる」か「供養して処分する」の2種類から選ぶ
- 写真を捨てる前には、自分の気持ちや状況に向き合うことが大切
- 神社やお寺のお焚き上げや郵送供養サービスなど便利な方法も活用できる
- 親戚や友人との関係性を考慮したり、新しいパートナーへの配慮も忘れずに
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