雛人形を寄付できる自治体イベント5選|他の処分方法も解説

雛人形を寄付できる自治体イベント5選|他の処分方法も解説 供養・処分する方法

雛人形は子どもが成長し飾る機会が減ると、保管場所や処分方法に悩むものです。そんな時、処分に困りますが、寄付をすれば人形に新たな役割を与えることができます。

とくに、自治体主催のイベントでは地域文化の発信や観光促進のために活用されるため、多くの人々に喜ばれます。

この記事では、雛人形を寄付できる全国の自治体イベントを5つ紹介するほか、それ以外の寄付先や処分方法についても詳しく解説します。これにより人形を手放す際の選択肢が広がり、気持ちよく次のステップへ進めるでしょう。

雛人形を寄付したい方、発送できる自治体を知りたい方はぜひ最後までお読みください。

 記事のポイント

  • 雛人形を寄付できる自治体イベント5選
  • 自治体以外で寄付可能な施設や方法
  • 雛人形処分時の注意点と代替案
  • 買取業者を利用する方法

雛人形を寄付できる自治体イベント5選

雛人形を寄付できる自治体イベント5選

  • 鴻巣びっくりひな祭り(埼玉県鴻巣市)
  • かつうらビッグひな祭り(千葉県勝浦市)
  • 信州須坂わくわくおひなめぐり(長野県須坂市)
  • 南紀勝浦ひなめぐり(和歌山県那智勝浦町)
  • 阿波勝浦ビッグひな祭り(徳島県勝浦町)

鴻巣びっくりひな祭り(埼玉県鴻巣市)

埼玉県鴻巣市で開催される「鴻巣びっくりひな祭り」は、日本一高いピラミッド型ひな壇で有名なイベントです。約1,800体もの雛人形が飾られ、市内全体で1万体以上が展示されます。

地域住民から寄付された沢山の雛人形が、観光客にも大きな感動を与えます。

寄付には協賛金として5,000円が必要なほか、対象は雛人形(親王、三人官女、五人囃子、随身、仕丁、雪洞、お花)と木目込み人形(親王、三人官女、五人囃子、随身、仕丁、雪洞、お花)のみです。

≫ 鴻巣びっくりひな祭り

かつうらビッグひな祭り(千葉県勝浦市)

千葉県勝浦市で開催される「かつうらビッグひな祭り」では、約30,000体もの雛人形が街中に飾られます。階段や広場などさまざまな場所に展示される様子は、圧巻の一言です。

寄付された雛人形は、地域文化の象徴として新たな命を吹き込まれます。ただし、募集期間が限られているため、早めの確認と準備が必要です。

寄付は10,000円からで、コースによって対象が異なります。

≫ かつうらビッグひな祭り

信州須坂わくわくおひなめぐり(長野県須坂市)

長野県須坂市で毎年開催される「信州須坂わくわくおひなめぐり」は、市内の商店街や歴史的建造物を舞台にした雛人形の展示イベントです。寄付された雛人形は、地元の観光資源として活用され、多くの来訪者に親しまれています。

とくに旧家や蔵を利用した展示が特徴的で、雛人形と地域の歴史が融合した独自の魅力があります。寄付する際は、事前に市役所や観光協会への問い合わせが必要です。

≫ 信州須坂わくわくおひなめぐり

南紀勝浦ひなめぐり(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)

和歌山県那智勝浦町で行われる「南紀勝浦ひなめぐり」は、町全体を使ったユニークなイベントです。寄付された雛人形は、神社や温泉街など地域の象徴的な場所に飾られ、訪れる人々を楽しませます。

とくに、那智山青岸渡寺や熊野那智大社といった観光名所とのコラボレーション展示が人気です。寄付を希望する場合は、町役場が窓口となっているため、詳細を確認してから手続きを進めてください。

≫ 南紀勝浦ひなめぐり

阿波勝浦ビッグひな祭り(徳島県勝浦郡勝浦町)

徳島県勝浦町で開催される「阿波勝浦ビッグひな祭り」は、日本最大級の雛人形イベントとして知られています。高さ約27メートルの巨大ひな壇に数万体もの雛人形が飾られる光景は圧巻です。

このイベントでは全国から寄付された雛人形が使用されており、自分の雛人形がその一部になることで多くの人々に喜びを届けます。寄付には一定の条件があるため、公式サイトや町役場への確認が必要です。

≫ 阿波勝浦ビッグひな祭り

自治体以外で雛人形を寄付できる候補とよくある質問

  • 主な施設
  • 保育園
  • 要らなくなったお雛様はどうすればいいですか?
  • 受け付けてもらえなかった人形を買取してもらう方法

主な施設

雛人形の寄付を受け付けてくれる主な施設は、児童福祉施設や地域の文化団体などがあります。

児童養護施設では、子どもたちへの文化教育の一環として人形が利用される傾向です。博物館や資料館では、日本文化の保存・展示目的で寄付を受け付けている事例があります。

ただし、受け入れ条件や手続き方法はそれぞれ異なります。事前に問い合わせて、確認しておきましょう。

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保育園

保育園では、子どもたちに日本の伝統文化を伝えるために雛人形を活用する場合があります。とくに、ひな祭りの時期には飾り付けとして使用され、子どもたちが由来や意味を学ぶ機会になるようです。

ただし、保管スペースや安全性の観点から、すべての園が受け入れるわけではありません。

寄付を検討する際は、近隣の保育園に直接問い合わせて、受け入れ条件や必要な手続きを確認しましょう。

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要らなくなったお雛様はどうすればいいですか?

不要になった雛人形を処分する際は、寄付のほかに人形供養があります。

供養では人形に宿るとされる魂を送り出し、感謝の気持ちを込めて手放せます。譲ったり捨てたりすることに罪悪感がある場合は、最善の方法といえるでしょう。

また、自治体のごみとして処分する方法もあります。捨てることに抵抗がなければ、素材を分別し指定のゴミ袋にいれて出してください。

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受け付けてもらえなかった人形を買取してもらう方法

雛人形を寄付できなかった場合は、買取業者のCOYASH(コヤッシュ)や福ちゃんを利用してみてください。

COYASHは、日本人形の買取を専門とする業者です。他社で断られた商品でも買い取ってくれる可能性があるため、複数社に拒否された場合に適しています。

COYASH

COYASH

COYASHでの買取に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

≫ 日本人形の買取は「COYASH」がおすすめ | 雛人形や五月人形を買い取ってもらえない場合にも最適な専門業者です。

COYASHでも買取してもらえなかった場合は、福ちゃんを利用してみてください。買取対象品と一緒に査定を依頼すれば、引き取ってもらえる確率が80~90%高まります。

福ちゃん

福ちゃん

例えば、金製品や貴金属、ブランド品などと一緒に査定を依頼すると、雛人形も併せて買い取ってもらえる可能性が高いです。

筆者はこの方法をよく実践しているので、雛人形が売れずに困っている方はぜひ試してみてください。

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まとめ:雛人形を寄付できる自治体イベントを有効活用しよう

この記事をまとめます。

  • 雛人形は自治体イベントで寄付することで、新たな価値を生み出せる
  • 自治体以外にも児童福祉施設や保育園など寄付先の選択肢がある
  • 人形供養や買取業者の利用など、処分方法も多岐にわたる
  • 手放す際には感謝の気持ちを持ちつつ、自分に合った方法を選ぶ

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