羽子板の捨て方で悩んでいます。どうやって処分すればいいのかわからないので、具体的な方法を教えていただけるとありがたいです。
この記事は、こんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山の人形供養と処分に携わってきました。
その経験から言うと、羽子板の捨て方としておすすめできる方法は以下のとおりです。
- ①:供養
- ②:燃えるごみに出す
- ③:買取
いずれも処分のゴールが異なるので、あなたがどういった手放し方を希望するのか明確にする必要があります。
この記事では、羽子板の捨て方についてまとめました。
羽子板の処分で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
羽子板の捨て方3選
羽子板は日本の伝統的な正月飾り。
しかし、処分に困る伝統品のひとつでもあります。
とはいえ、羽子板の捨て方はシンプルです。
- ①:供養
- ②:燃えるごみに出す
- ③:買取
これらの方法のなかから、あなたのニーズに合うものを選んでみてください。
選考基準は以下を参考にしましょう。
- 捨てることに罪悪感があるなら「供養」
- 捨てることに抵抗がなく、スムーズな処分を望むなら「燃えるごみとして出す」
- スムーズな処分と現金化を希望するなら「買取」
それでは3つの捨て方について詳しく解説していきます。
①:供養
羽子板の捨て方として一般的な方法は「供養」です。
供養は羽子板に対して感謝を込めると共に、お別れの儀式(お焚き上げ)を行います。言ってみれば、羽子板のお葬式です。
場所や方法はいくつかあるので、それぞれを比較しましょう
供養の特徴
- 供養は寺院や神社で行うことが一般的
- 供養料は場所やサービスによって異なる(数千円~数万円が相場)
- 正当な処分方法なので後に罪悪感を抱くことがない
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②:燃えるごみに出す
羽子板の捨て方としてもっとも簡単な方法は「燃えるごみとして出す」ことです。
地方自治体のごみルールに従えば、羽子板を燃えるごみとして処分できます。特に煩わしい工程がないので気軽に捨てられますが、罪悪感を抱きやすい人には不向きです。
燃えるごみとして出す方法の特徴
- 地域のごみ分別ルールを厳守すること
- 大きさによっては事前の手続きが必要
- 簡単に処分できるが、感謝の気持ちを込めるのは難しい
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③:買取
羽子板に価値がある場合は、捨てるよりも買取を選んだほうがメリットがあります。
特に羽子板の買取を専門とする業者を利用すれば、高価買取が実現する可能性が高いです。したがって、現金化を望む場合は買取業者への依頼がいいでしょう。
買取の特徴
- 価値ある羽子板は高価買取が実現しやすい
- 依頼から買取まで特に何もする必要がない
- 羽子板が次の持ち主に受け継がれる
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羽子板の捨て方としておすすめなのは「買取」
羽子板の捨て方としておすすめなのは「買取」です。
羽子板を専門とする買取業者に査定を依頼すれば、プロの鑑定士が歴史的・文化的な価値を認識し、適正な価格で買取を行ってくれます。
おまけに買取は、依頼から査定まで特に何もしなくても大丈夫です。すべて業者にゆだねることができるので、こちらが動くには査定価格を見て買取に出すかどうかを決めるだけ。
スムーズな処分ができるだけでなく現金化も期待できるので、価値のありそうな羽子板を捨てようと思っている方はぜひ無料査定を利用してみてください。
以降では買取業者に査定してもらうメリットをくわしく解説します。
羽子板を買取業者に査定してもらうメリット
羽子板を買取業者に査定してもらうメリットは以下のとおりです。
- ①:手数料がすべて無料
- ②:羽子板を知り尽くしたプロが査定してくれる
- ③:好みに合わせて査定の種類を選べる
信頼と実績のある買取業者を利用すれば、買取にかかる手数料はすべて無料です。さらに経験豊富な鑑定士がきちんと査定してくれるので、適正価格を提示してくれます。
ここでは上記3つのメリットをまとめました。
①:手数料がすべて無料
買取業者に羽子板を査定してもらう最大のメリットは、手数料がすべて無料という点です。
主に以下のサービスを提供しているところが多いので、利用者としては買取査定を利用するリスクがありません。
- 査定や出張にかかる手数料は無料のところが多い
- 宅配買取も送料がかからないケースがほとんど
- 買取が成立しなくてもキャンセル料と返送料が無料のサービスもある
このように買取査定は気軽に利用できます。
羽子板を捨てるくらいなら、業者の無料査定を利用してからにしましょう。
②:羽子板を知り尽くしたプロが査定してくれる
羽子板の買取を専門としている業者を利用すれば、羽子板の専門家による査定が受けられます。
すなわち、市場価格に合った価格がつけられるので損をする可能性がありません。
信頼と実績のある買取業者は、以下の特長をもっています。
- 羽子板の歴史や文化的価値を理解した専門家が査定をおこなう
- 状態や年代に応じた適切な価格を提示してくれる
- 稀少なデザインや作者の作品なら高額査定の可能性が高まる
なかにはリサイクルショップの利用を検討する方もいるでしょう。
しかし、リサイクルショップにはプロの鑑定士がいません。したがって、適正価格で買取される可能性はきわめて低いので、たしかな査定を希望するなら買取業者を利用しましょう。
③:好みに合わせて査定の種類を選べる
買取業者はいくつかの査定サービスを提供しています。
- 主な種類としては宅配買取、出張買取、店頭買取の3つ
- 自分の都合に合わせて査定を受けられる
- 査定はすべて無料(※一部をのぞく)
たとえば宅配買取や出張買取を利用すると、自宅にいながら羽子板の査定が完了します。
査定価格に納得できれば買取成立。
納得できなければキャンセルをすればいいだけです。
ただし、一般的な羽子板は値段がつきにくいといえます。
しかし、縁起物も買取してくれることで有名なCOYASHを利用すれば、他社で断られた羽子板を売却できる可能性が高いです。
羽子板が買取してもらえるかどうかは、以下の記事でくわしく解説しています。興味がある方はチェックしてみてください。
羽子板の捨て方に関するQ&A
羽子板の捨て方に関するQ&Aをまとめました。
疑問を解消したい場合やヒントにお役立てください。
Q1:ガラスケース入り羽子板の処分はどうしたらいい?
A:ガラスケース入り羽子板の処分は、以下を考慮しましょう。
- ケースと羽子板を分別して処分する(燃えるものと燃えないもの)
- ケースが特別な素材でできている場合は「買取」を検討したほうがラク
- 買取はケースの状態も価値に影響する
このようにガラスケース入り羽子板は捨てるよりも、買取を利用したほうがスムーズに処分できる可能性が高いです。
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Q2:羽子板の処分は神社にお願いできますか?
A:羽子板の処分は、神社に依頼できます。
ただし、処分や供養に応じている神社でないといけません。
まずは近くに対応している神社がないか探してみましょう。
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Q3:羽子板は何歳まで飾るものなの?
A:羽子板は基本的にいつまで飾っても問題ありません。
何歳まで飾らなければいけないという決まりはないので、それぞれの家庭で自由に決めてかまいません。小学校卒業、中学校卒業など成長の節目で飾るのをやめるという方が多いようです。また現代では成人は18〜20歳なので高校卒業や就職、大学進学、成人式、家を離れて一人暮らしを始めるなど環境が変わるタイミングでやめるという話もよく聞かれますが、きっかけとしては分かりやすいと思います。
引用:羽子板はいつまで飾るの?
不要と感じたタイミングで、捨て方を検討するのがベストです。
まとめ
羽子板の捨て方について解説しました。
主な捨て方は以下の3つです。
- ①:供養
- ②:燃えるごみに出す
- ③:買取
これらの方法を選ぶ際には、羽子板の状態や自分の思い出などを基準にするといいでしょう。
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