破魔弓は何歳まで飾るのが正解なのでしょうか?イマイチよくわからないので教えてほしいです。また、飾らなくなったあとの使い道や処分についても教えてください。
この記事はこんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに、沢山の人形供養と処分に携わってきました。
その経験から言うと、破魔弓は何歳まで飾るかという問いには「20歳まで」と答えます。なぜなら、それを機に破魔弓を処分するご家庭が多いからです。
とはいえ、破魔弓の飾り方に絶対的なルールは存在しません。
この記事では、そんな破魔弓を何歳まで飾るのか。
そして、飾った後の使い道や処分はどうするのかまとめました。
破魔弓の基本情報と処分方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
破魔弓は何歳まで飾る?
破魔弓は男の子が無事に成人できるよう祈願したお守りです。
そんな破魔弓は「元服(15歳で成人とされていた)の儀式」に飾られる定番で、成人するまで(15歳まで)飾るものとされていました。
破魔弓は、男の子の赤ちゃんが無事に成人できるよう願って飾るお守りです。昔の武家の考え方から言うと、鎧兜(よろいかぶと)や破魔弓などの男の子のお守りは「元服(げんぷく)を迎えて成人するまで飾るもの」とされていました。元服の年齢は16歳ですが、実際はその前に行われるお祝い「立志式(りっししき)」までを「子供」と考えていたので、数え年で15歳(実年齢で14歳)までとなります。
しかし、これはあくまで昔の話。
したがって現代では、成人にあたる20歳まで飾るのが一般的です。
破魔弓は正月に飾る、伝統的な日本の飾り物です。そのため、成人を迎えるまで飾られるケースが多いですが、地域や家庭によって大きく異なるので絶対的なものとはいえません。
飾らなくなった破魔弓の使い道と処分方法
飾らなくなった破魔弓の主な使い道と処分方法は、以下のとおりです。
- ①:お焚き上げ供養
- ②:インテリアとして飾る
- ③:処分する
いずれもゴールが異なる方法です。
したがって、飾らなくなった破魔弓をどうするのか明確にすることが重要になります。
ここでは上記3つの方法について解説するので、あなたに最適なものを検討してみてください。
①:お焚き上げ供養
破魔弓の処分方法のひとつとして、お焚き上げ供養があります。
お焚き上げ供養はその名のとおり、破魔弓への感謝と魂抜きをなどを行い、お焚き上げをする方法です(燃やすので物体がなくなります)。
多くの神社やお寺では正月飾りの供養を行っており、破魔弓もこれに含まれます。
これまで飾った破魔弓に感謝して処分したい場合や、捨てることや売ることに対して罪悪感がある場合は「お焚き上げ供養」がベストといえるでしょう。
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②:インテリアとして飾る
破魔弓は一般的に成人を迎えると役目を終えるものなので、そのタイミングで供養や処分を選ぶ人がほとんどです。
しかし、その美しさや愛着から「インテリア」としてそのまま飾るケースも珍しくありません。
破魔弓は取り扱いに関して、絶対的なルールはないです。したがって、役目を終えたあともインテリアとして飾る行為はまったく問題ありません。
リビングルームや子供部屋など、家族が集まる場所に飾ることで、日本の伝統美を感じることができます。
③:処分する
破魔弓を処分する場合は、大きく分けて以下の方法があります。
- ①:「捨てる」
- ②:「買取」
捨てる場合は自治体のごみルールに従います。
規定や手数料をチェックし、納得してから処分しましょう。
一方の買取を利用する場合は、リサイクルショップや買取業者などに依頼する形になります。価値のある破魔弓は、高価買取も実現するので捨てるよりもメリットがあるといえるでしょう。
破魔弓の処分は「買取」がおすすめな理由
破魔弓の処分は、ごみとして捨てるのは非常にもったいないです。
なぜなら、専門の買取業者を利用すれば高価買取が実現しやすくなるだけでなく、どこまでもワガママに買取査定を依頼できるからです。
筆者が買取業者への依頼をおすすめする理由は、以下のメリットが強力だから。
- ①:出張買取や宅配買取を利用すれば簡単に買取してもらえる
- ②:価値のある破魔弓は高価買取されやすい
- ③:査定料やキャンセル料などがすべて無料
買取業者はスムーズな取引ができるうえに、現金化を実現させることができます。
さらにどこまで利用者都合で利用できるので、捨てるくらいならその前に無料査定を依頼することをおすすめします。
ここでは上記3つのメリットについてまとめました。
①:出張買取や宅配買取を利用すれば簡単に買取してもらえる
信頼と実績のある人気の買取業者は、さまざまな買取スタイルを提供しています。
店頭買取はもちろんのこと、出張買取や宅配買取も利用できるので、破魔弓の買取を気軽に依頼することが可能です。
たとえば、出張買取なら自宅に査定士を呼んで鑑定してもらうだけなので、破魔弓を店頭に運ぶ手間や時間がかかりません。さらにキャンセルも自由なので、利用者はリスクを背負うことなく気軽に利用できます。
②:価値のある破魔弓は高価買取されやすい
破魔弓はさまざまな種類があります。
なかでも希少価値のあるものは買取市場で高く評価されるので、想像しているよりもはるかに高い価格で引き取りされる場合も。
破魔弓の買取価格は、業者や市場動向、商品の状態によって大きくことなりますが、価値のあるものだと5,000~30,000円ほどの価格がつくケースが多いようです。
もし捨てるつもりだった破魔弓が価値のあるものだったら・・・。
こんな悲劇を生み出さないためにも、破魔弓は買取業者への依頼がおすすめです。
③:査定料やキャンセル料などがすべて無料
多くの買取業者では、査定料やキャンセル料が無料です。
たとえば、出張買取を依頼⇒提示された買取価格に満足できなかった⇒キャンセルという流れでも、手数料は一切かかりません。
つまり、利用者は査定もキャンセルも自由に決定できるので、破魔弓を無理なく処分できます。特にCOYASHは気軽に利用できるのでおすすめです。
筆者はこれまでに何度もCOYASHを利用していますが、他社ではなかなか買い取ってもらえない破魔弓をガラスケースごと買取してもらっています。
COYASHについては以下の記事でくわしく解説しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
破魔弓に関するQ&A
破魔弓に関するQ&Aをまとめました。
問題の解決や情報収集にお役立てください。
Q1:破魔弓は飾りっぱなしでも大丈夫ですか?
A:破魔弓は基本的には正月に飾るものですが、飾りっぱなしでも問題はありません。
ただし、破魔弓は家族の成長や幸福を願う意味合いを持つ飾り物なので、そういった観念を重要にする方は避けた方がいいかもしれません(精神衛生上)。
Q2:破魔弓の処分は神社に依頼できますか?
A:多くの神社では正月飾りの供養を行っています。破魔弓もこれに含まれることが多いので、対応している神社をリサーチしてみてください。
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Q3:破魔弓は売れるの?
A:破魔弓は価値や状態が良いものだと、売れる可能性がきわめて高いです。
特に価値のある破魔弓や、作家が手がけた希少なものは買取の対象になります。したがって買取を検討する場合は、複数の業者に査定を依頼して比較することが重要です。
まとめ
破魔弓は何歳まで飾るのか解説しました。
おさらいすると以下のとおりです。
- 伝統的には15歳まで
- 現代では20歳までが一般的
飾らなくなった破魔弓は供養をはじめ、インテリアとしての再利用、または処分を検討できます。
もし処分する場合は、いちど買取業者の無料査定を利用したほうがいいです。場合によっては価値のある破魔弓だったりするので、捨てると価値をムダにしてしまいます。
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