日本人形協会で人形供養をしてもらう方法|料金や手順と口コミを解説

日本人形協会で人形供養をしてもらう方法|料金や手順と口コミを解説 人形を供養・処分する方法

長年大切にしてきた人形を処分したいものの、ゴミとして捨てるのは心が痛む・・・

こんな思いを抱える方は多いのではないでしょうか。

日本では古くから人形に魂が宿ると考えられ、供養をする習慣があります。人形供養は神社やお寺で行うのが一般的ですが、自宅から郵送で依頼できる日本人形協会の供養代行サービスも便利です。

この記事では、日本人形協会の人形供養の料金や手順、注意点を詳しく解説します。人形供養の代を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

 この記事のポイント

• 1箱5,000円から供養を依頼可能
• 全国から郵送で受付
• 東京大神宮で年1回の供養祭を実施
• ぬいぐるみも供養可能

日本人形協会とは

日本人形協会は1955年に設立された一般社団法人で、日本人形の製造業者や小売業者により組織された業界団体です。美しい和の心や伝統文化の啓蒙と振興を目的に活動を行い、節句人形工芸士の育成にも力を入れています。

日本人形協会とは

主に全国の節句人形に関わるメーカー小売店など約300社が加盟しています。

引用:一般社団法人日本人形協会

人形供養においては、日本郵便と提携して全国からの依頼を受け付け、東京大神宮での供養祭を執り行っています。毎年開催される供養祭には多くの人形が集まり、丁寧に供養されるのが特徴です。

日本人形協会の人形供養にかかる料金

人形供養の基本料金は1箱あたり5,000円で、別途ゆうパック料金が必要です。1箱に収まらない場合は、追加で1体につき2,000円の料金が発生します。

箱のサイズは3辺の合計が170cm以内、重量は30kg以内と定められているため注意が必要です。

料金には供養祭での祈祷や処分費用が含まれ、すべての人形は分別して適切に処理されます。ただし、ガラスケースや台座などの付属品は受付対象外のため、別途処分しなければいけません。

供養料金は事前に郵便振替で支払い、送料は集荷時に支払います。

日本人形協会に人形供養代行サービスを依頼する手順

日本人形協会に人形供養代行サービスを依頼する手順は、以下のとおりです。

  1. 人形感謝(供養)代行サービスを申し込む
  2. お人形差出キットに必要な情報を記入
  3. ダンボールに人形を詰めて発送
  4. 料金の支払い
  5. 人形感謝(供養)祭で供養される

ここでは、それぞれのステップを詳しく解説します。

人形感謝(供養)代行サービスを申し込む

まずは日本人形協会の公式サイトへアクセスし、電話かWebフォームから申し込みを行います。完了すると、お人形差出キットが指定の住所に送られてきます。

キットには供養に必要な書類やラベルが同封されているので、手順に従って準備を進めてください。

人形供養代行サービスの申し込みは通年で受け付けられており、毎年10月の供養祭まで保管されます。

お人形差出キットに必要な情報を記入

お人形差出キットには、供養に必要な書類やラベル、ひとがた札が同封されています。依頼者は、必要な情報や供養する人形の内容を漏れなく記載します。

ひとがた札には、人形への感謝の気持ちを込めて記入しましょう。そうすれば、これまでの思い出を振り返りながら、心を込めてお別れの準備を整えられます。

記入が終わったら、書類の不備がないか再度確認してください。

ダンボールに人形を詰めて発送

供養する人形は丁寧に梱包し、指定された送付先へ発送します。箱のサイズは3辺の合計が170cm以内、重量は30kg以内と定められているので注意してください。

また、ガラスケースや台座などの付属品は受付対象外です。必ず取り外してから梱包しましょう。

梱包が終わったら、お人形差出キットに同封されている専用ラベルを箱に貼り、発送します。

料金の支払い

人形供養代行サービスの送料は集荷時に支払い、供養料は1週間以内に郵便局で支払います。

基本料金は1箱あたり5,000円で、箱に収まらない場合は1体につき2,000円の追加料金が発生するので注意してください。

支払方法は同封の振込用紙を使用し、期限内に必ず手続きを完了させます。

なお、料金には供養祭での祈祷や処分費用が含まれています。すべての人形は分別され、適切に処理されます。

人形感謝(供養)祭で供養される

発送した人形は、毎年10月頃に開催される人形感謝祭で丁寧に供養されます。供養祭では、人形への感謝の気持ちを込めて祈祷が行われ、その後適切に処分される流れです。

供養後は11月初旬頃に供養済のお知らせが届き、すべての手続きが完了します。

なお、2024年度は2,578体もの人形が供養され、多くの方の感謝の気持ちが込められました。

日本人形協会の人形供養を利用する際の注意点

日本人形協会の人形供養を利用する際の注意点は、大きく分けると3つあります。

  • 受付できるものとできないものがある
  • 人形供養は毎年10月頃になる
  • 人形に価値がある場合は他社の買取サービスを検討すべき

ここでは、それぞれの注意点を詳しく解説します。

受付できるものとできないものがある

人形供養では顔の付いた人形やぬいぐるみは受け付けられますが、以下のものは対象外です。

  • ガラスケース
  • 台座
  • 屏風
  • 陶器製の置物

なお、マネキンも人形とは判断されず、受付できません。

手作りの人形や破魔弓羽子板は供養可能です。

人形供養は毎年10月頃になる

日本人形協会の人形供養祭は、年1回10月頃の開催です。したがって、人形はそれまで人形協会で保管されます。

申し込みは通年で受け付けていますが、供養までに時間がかかる場合があるため注意しましょう。

供養後は、m11月初旬頃に供養済のお知らせが届きます。

人形に価値がある場合は他社の買取サービスを検討すべき

古い雛人形や五月人形の中には、価値の高いものもあります。特に、伝統工芸品や希少な人形は、専門業者による買取を検討しましょう。

大手の買取業者を利用すれば、査定料や送料、キャンセル利用がすべて無料です。供養する前の判断を気軽に行えるので、お焚き上げをする前にぜひ無料査定を利用してみてください。

なお、買取業者は日本人形の買取に強いCOYASH(コヤッシュ)がおすすめです。

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まとめ

日本人形協会の供養代行サービスは、全国から郵送で依頼できる便利なサービスです。1箱5,000円からと手頃な料金で利用できるほか、最終的には東京大神宮にて丁寧な供養が行われます。

人形への感謝の気持ちを込めて、適切な供養を行いたいなら良い選択肢といえるでしょう。

なお、Amazonで購入できる郵送供養サービスもあるので、ぜひ比較してみてください。

人形供養の郵送サービスで安いところはどこ?
人形供養の郵送サービスで安いところはどこなのかまとめました。おすすめは2,000円~利用できる「真浄寺」です。また、人形供養以外にも「買取」を利用することで、現金化を期待できます。

 この記事を読んで行動してほしいこと

• 供養対象品を確認し、不可なものは事前に取り外す
• お人形差出キットの書類は漏れなく記入する
• 人形は丁寧に梱包して発送する
• 料金は期限内に必ず支払う

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