厄払いのお札の返納金額は購入時と同額が目安！お気持ちで感謝の意を伝える

厄払いのお札を返納する際の金額で困っていませんか。

神社やお寺で授かったお札は、1年間の役目を終えたら感謝を込めて返すのが習わしです。しかし、多くの人が「購入時と同じ金額を包むべきか」「お気持ちだけでいいのか」と悩む傾向があります。

結論からいうと、返納自体に決まった金額はありません。ただし、感謝の気持ちを形にするなら購入価格と同じ額がひとつの目安です。

この記事では、厄払いのお札を返納する際の金額の相場やマナーを詳しく解説します。適切な返納方法を知れば、神社やお寺との縁を大切にしながら、自分に合った答えを見つけられるでしょう。

 記事のポイント

厄払いのお札の返納金額

無料でも返納できる

厄払いのお札を神社やお寺に返納する行為自体に、費用はかかりません。受付で「お札を返納したい」と伝えるだけで、専用の返納箱や場所を案内してもらえます。

ただし、神社やお寺を維持するためには寄付が必要なのも事実です。したがって、無理のない範囲で、気持ちを示すのが望ましいでしょう。

返納時に新しいお札を購入すればいいと思っている方もいますが、返納する際の費用と別の問題です。

感謝の意を込めるなら購入時と同額程度が望ましい

厄払いのお札に感謝の気持ちを示すなら、購入時と同じ金額を包むのが一般的です。

厄払いのお札は3,000～5,000円ほどで授かるケースが多いため、同額を目安にしましょう。

金額については、購入したお札やお守りと同額程度が望ましいとされています。

参照元： 古いお守りやお札はどうする？｜期間・返納方法｜詳しく解説 

ただし、神社やお寺によっては初穂料の金額が異なるため、事前に確認してください。

経済的に難しい場合は、500～1,000円ほどでも構いません。大切なのは、真心を込めて返納する姿勢です。

返す際の包み方

厄払いのお札を返納する際に現金を渡す場合は、白い封筒か半紙で包むのがマナーです。封筒の表には「初穂料」または「お気持ち」と記入します。

なお、のし袋や祝儀袋は不要です。

また、現金を直接手渡しするのではなく、受付の賽銭箱に入れる方法もあります。神社によっては専用の返納箱が設置されているため、現金を入れるタイミングや方法を確認するとよいでしょう。

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作法に縛られたくないなら郵送供養サービスがおすすめ

神社やお寺に行く時間がない方や、形式にこだわりたくない方には郵送供養サービスが便利です。みんなのお焚き上げなどのサービスでは、数千円ほどで複数のお札やお守り、写真などをまとめて供養してもらえます。

Amazonなどから申し込んで発送するだけでお焚き上げしてもらえるほか、完了すると供養証明書が送られてくるため安心です。自分のペースと好きなタイミングで利用できます。

伝統的な作法に縛られず、自宅から手軽にお焚き上げしてもらえるのが魅力です。

 おすすめの人形供養宅配サービス

厄払いのお札返納と金額に関する情報

厄除けの御札を返さないとどうなる？

厄払いのお札を返さなくても、罰が当たるようなことはありません。ただし、神社やお寺では「1年ごとに新しくする」という慣習があります。

古い御札を持ち続けても特に問題はありませんが、御札は授かってから1年以上が経過すると、そのご利益が薄れると言われています。

参照元：御札の正しい処分方法は？返納のタイミング・注意点を詳しく解説

古いお札を自宅で保管する場合は、神棚や清潔な場所に置くのが望ましいです。処分する際は、一般ゴミとして捨てずに神社やお寺に返納しましょう。

遠方などで直接の返納が難しい場合は、郵送供養サービスを検討してみてください。

神社への返納時期

厄払いのお札を神社に返納する時期は、年末の「すす払い」や正月の「どんど焼き」が適しています。具体的には、12月下旬から1月15日頃までが一般的です。

古くなった神札【おふだ】は、年末から正月十五日頃にかけて氏神【うじがみ】さまに納めます。 各々の神社によって定められた日にお祭(どんど焼き)が行われ、正月の松飾りと共に浄火【いみび】をもってお焚き上げされます。

参照元：古い神札(おふだ)や御守りはどうしたらいいのですか？

神社によっては年間を通じて受け付けている場合もあるので、事前に確認しましょう。新しいお札を授かるタイミングで古いお札を返すのが理想です。

郵送でも返せますか？

一部の神社やお寺では、郵送での返納を受け付けています。

返送する際は、お札を白い紙で包み、返納の旨を記した手紙を同封しましょう。

送料は自己負担となるため、簡易書留で送るのがおすすめです。ただし、すべての神社やお寺が対応しているわけではないため、必ず事前に問い合わせてください。

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お守り返納はどこでもできますか？

お守りやお札は、原則として授かった神社に返すのがマナーです。ただし、遠方の場合は近くの神社で受け付けてもらえる場合があります。

大きな神社やお寺では、他所で授かったお守りでも供養してくれる場合が多いです。事前に電話で確認すれば、確実に対応してもらえます。

また、郵送供養サービスを利用すればマナーを気にせずにお守りをお焚き上げできます。忙しい方や対面での返納を避けたい方は、検討してみてください。

お守りを返す際のやり方

お守りを返す際は、お札と同じく感謝の気持ちを添えるのがよいでしょう。授かった神社に持参する場合は、初穂料を納めてください。

複数のお守りを返す場合は、まとめて白い封筒に入れると整理しやすくなります。

神社によっては専用の返納箱が設置されているので、社務所で確認しながら進めましょう。わからないこともこちらで質問できます。

まとめ：厄払いのお札返納の金額は感謝に応じて設定する

この記事をまとめます。

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