他所の古いお守りを返納してもいいのか悩んでいませんか。
実のところ、多くの神社が他所で授かったお守りの返納を受け付けています。ただし、基本は授かった神社に返すべきです(マナー)。
遠方で足を運べないなどの理由があるなら、近くの神社を頼るといいでしょう。
この記事では、他所のお守りを受け入れてくれる6つの神社と正しく返納するルールとやり方を詳しく解説します。正しい知識を身につけ、適切な方法で処分しましょう。
記事のポイント
- 他所のお守りを受け入れる神社の特徴
- 返納時の基本的なマナーと注意点
- 郵送でできる便利な供養サービス情報
- 関西圏でおすすめの返納可能な神社6選
他所のお守りを返納できる神社6選
- 伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区)
- 伊勢神宮(三重県伊勢市)
- 鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
- 出雲大社(島根県出雲市)
- 住吉大社(大阪府大阪市住吉区)
- 太宰府天満宮(福岡県太宰府市
伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区)
伏見稲荷大社は、京都市伏見区に鎮座する稲荷信仰の総本社です。711年の創建以来、商売繁盛の神として広く信仰を集めています。
朱色の「千本鳥居」が象徴的な景観を形成し、国内外の観光客にも人気です。
他の神社のお守りを返納できる「古札納所」が整備されており、古いお守りを返納できます。他所のお守りを受け付けている記述はありませんが、問題はないようです。
特に問題ありません。罰が当たることもありません。また、縁はその人次第なので気にすることではありません。お札やお守りは、どこの神社でも古札返納所があるので、そちらに収めて下さい。
参照元:Yahoo!知恵袋
伊勢神宮(三重県伊勢市)
伊勢神宮は三重県伊勢市にあり、皇室の祖神である天照大御神を祀る日本最高位の神社です。式年遷宮が20年ごとに行われることで知られ、神宮司廳が管理する厳格な体制が特徴といえます。
境内には古札納所が設置されており、古いお守りを返納できます。公式サイトに他所のお守りに関する記述はありませんが、問題はないようです。
伊勢神宮はなんといっても特別な神様なので、他の神社でいただいた古いお札を納めることが畏れ多いような気がしていましたが、こともなげに「納めてもいいです」とのことでした。
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
鶴岡八幡宮は神奈川県鎌倉市にあり、源頼朝が鎌倉幕府の守護神として厚く信仰した歴史を持ちます。とくに、鎌倉武士の精神性を感じさせる厳かな雰囲気が特徴です。
境内の授与所横に設けられた古札納め場では、古いお守りの返納が可能です。また、公式サイトに記述はないものの、他所のお守りも返納できるようです。
八幡宮や天満宮など「○○宮」というのは神社ですので、神社に返納します。神社の場合、基本的にはどこの神社に返納してもかまいません。
参照元:Yahoo!知恵袋
出雲大社(島根県出雲市)
出雲大社は島根県出雲市に鎮座し、縁結びの神・大国主命を祀る日本最古級の神社です。
古札納所では、古いお守りを返納できます。他所のお守りも受け付けいるので、安心してお願いできます。
Q.色々な神社のお守りを一緒にもっていてはいけませんか?
A.大丈夫です。神様が喧嘩をするという迷信がありますが、そんなことはありません。
ただ、お守りはすべて大切にあつかいましょう。参照元:よくある質問
住吉大社(大阪府大阪市住吉区)
住吉大社は大阪市住吉区にあり、1800年以上の歴史を持つ日本最古の住吉神社です。航海安全の神として信仰を集め、境内の「反り橋」や「太鼓橋」が独特の景観を作り出しています。
境内にある古神札焼納所では、古いお守りを返納できます。公式サイトには他所のお守りに関する記述はありませんが、問題はないようです。
住吉大社さんへお電話してみたところ、他の神社のお守りも返納させて頂ける✨ということでした
太宰府天満宮(福岡県太宰府市)
太宰府天満宮は福岡県太宰府市にあり、学問の神・菅原道真公を祀る全国約12,000社の天満宮の総本山です。「飛梅伝説」や牛の像で知られ、受験シーズンには多くの学生が訪れます。
古札納め所では、古いお守りを返納できます。公式サイトには他所のお守りに関する記述はありませんが、問題はなさそうです。
遠方の場合は、お近くの天満宮や天神社、または他の神社に返納しても構いません。
お守りを返納できる神社に関するルールややり方
- 古いお守りを違う神社に返納するのは問題ない?
- 返納のやり方
- お守り返納はどこでも受け付けてくれる?
- 各社に足を運べないなら郵送供養サービスがおすすめ
古いお守りを違う神社に返納するのは問題ない?
他所のお守りを返納する際は、神道の儀式に基づくお焚き上げを行うため、神社同士であれば宗派を問いません。
ただし、原則として授かった神社に返すのがマナーです。やむを得ない理由がある場合のみ、違う神社を頼るのがいいでしょう。
また、方針は神社によって異なるため、事前に公式サイトや電話で確認してみてください。
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返納のやり方
お守りの返納場所は、古神札納め所が基本です。持参できない場合は白い封筒に「お守り在中」と朱書きし、お焚き上げ希望と明記して郵送することもできます。
現金を同封する場合は500円ほどが目安ですが、金額指定がある神社もあるため確認が必要です。返納時期は年始の初詣が最適ですが、年間を通じて受け付けている神社が多い印象を受けます。
お守り返納はどこでも受け付けてくれる?
すべての神社が他所のお守りを受け入れるわけではありません。例えば、明治神宮は自社のお札とお守りのみというルールを設けています。
※古い御札・お守りは「古神符納所(ふるいおふだ・おまもりおさめじょ)」(南手水舎向かって右側)にお納めください。(明治神宮のお札・お守りのみ。縁起物はお納めできません。)
参照元:ご参拝の方へ
返納可能な神社を見分けるコツは、公式サイトに「他所のお守り可」と明記されているか、境内に専用の返納箱が設置されているかを確認することです。
各社に足を運べないなら郵送供養サービスがおすすめ
遠方などの理由から神社に足を運べない場合は、郵送供養サービスを検討しましょう。「みんなのお焚き上げ」などの郵送サービスを利用すると、自宅にいながら正式な供養が可能です。
1件あたり数千円のコストが必要ですが、供養証明書が発行されるサービスもあるため安心して依頼できます。代表的なサービス提供社の利用実績を見ると、年間10万件以上の取り扱いがあるほどです。
また、郵送供養サービスを利用すれば返納のルールややり方を気にする必要がありません。すべてのお守りが対象になります。
おすすめの人形供養宅配サービス
特徴 | 価格 | |
「みんなのお焚き上げ (人形供養パック|1箱)」 |
| 13,000円 |
想い出BOX【箱なし】 大切な方の想い出の品々をお焚き上げします。遺品整理 人形供養 お焚き上げ 供養 断捨離 |
| 5,000円 |
【花月堂】らくらく人形供養パック |
| 約2,000円~20,000円 |
筆者もよく利用しているので、古いお守りをスムーズに処分したい方はぜひ検討してみてください。
まとめ:他所のお守りを返納できる神社のありがたみを知ろう
記事をまとめます。
- 神社は基本的にどこも他所のお守りを返納できる
- ただし、授かった神社に返納するのがマナー
- 神社同士であれば宗派を気にせず返納できる
- 郵送サービスならマナーややり方を気にせずに処分できる
- 返納する際は事前確認を行う
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