千葉県東金市にある人形供養の千手観音堂は、その名のとおり供養で有名なお堂です。毎日受け付けているほか、直接足を運ぶ以外にも郵送を選べます。
また、お焚き上げまでを一貫して行えるため、安心して人形を託すせます。
この記事では、人形供養の千手観音堂の特徴や利用方法、他の選択肢との比較などを詳しく解説します。これらの情報を知れば、大切な人形とのお別れが適切にできるほか、理想の方法を選択できるでしょう。
記事のポイント
- 人形供養の千手観音堂は毎日受け付けている
- 持ち込みと郵送の2つの方法がある
- 人形以外の品も供養可能
- 他の神社やお寺との比較情報も提供
人形供養の千手観音堂でお焚き上げをするには?
- 持ち込みか郵送の2種類から選ぶ
- 費用(お焚き上げも含む)
- 人形以外に供養できるもの
ここでは、上記3つを詳しく解説します。
千手観音堂の利用方法や費用、供養できるものの種類を知れば、自分に合った方法で人形供養を行えます。大切な人形との別れが正しくできるだけでなく、心の整理をつけられるでしょう。
直接行くか郵送の2種類から選ぶ
人形供養の千手観音堂では、供養の方法として持ち込みと郵送の2種類を選択できます。
持ち込む場合は、午前10時から午後4時までに総合受付へ人形を持参しましょう。
ご来寺でのお申込み方法(来寺による人形供養の流れ)
【受付場所】総合受付 ◉ご予約は不要です
【受付時間】10時 ~ 16時 ※時間内にお持ち下さい。
【人形供養受付の流れ】
一、総合受付(人形受付)にて申込書ご記入
二、その場で、お人形を収められた箱を採寸
三、人形供養料(お焚き上げ含む)の受領
四、人形供養焼香所にてお参り(ここでお開き)参照元:人形供養の千手観音堂
遠方の方や時間の都合がつかない方は、郵送での供養も可能です。郵送の際は、箱に人形を詰め、縦・横・高さをそれぞれ測り、合計せずにそのままの長さを電話で伝えます。
ご送付でのお申込み方法(ご送付による人形供養の流れ)
《現金書留とメールフォーム送信の2通りあります》
【電話受付】◉事前お問合せが必要
郵送を希望の方は、送る前に電話にてご連絡下さい。
【ご郵送等でのお申込み方法と流れ】
一、お問合せ前、当山HPでご供養の概要を確認
二、お問合せ時、人形を収める箱のサイズを伝達
三、[方法①:現金書留,方法②:銀行振込]
①現金書留にて、ご供養料を「供養申込書」に
添えて送付
②ご供養料の銀行振込と申込みフォーム送信
四、申込書又はメールフォームなど、手続き内容を
確認し次第、ご供養が始まります。
五、ご供養の後、ご供養報告をさせて頂きます。参照元:人形供養の千手観音堂
方法は、どちらでも構いません。
あなたにとって最適な供養を選んでください。
費用(お焚き上げも含む)
千手観音堂での人形供養の費用は、人形のサイズや数によって異なります。
目安は、みかん箱1箱分(3辺の合計が約60cm)で3,000円です。
3辺の合計 | 算定サイズ | 人形供養料(1箱) |
---|---|---|
~60cm | 60サイズ | 3,000円+送料 |
61~80cm | 80サイズ | 5,000円+送料 |
81~100cm | 100サイズ | 6,000円+送料 |
101~120cm | 120サイズ | 7,000円+送料 |
121~140cm | 140サイズ | 9,000円+送料 |
141~160cm | 160サイズ | 10,000円+送料 |
参照元:人形供養の千手観音堂
この費用には、供養の読経からお焚き上げまでの全ての工程が含まれています。大きな人形や多数の人形を供養する場合は、事前に電話で相談するとよいでしょう。
人形以外に供養できるもの
人形供養の千手観音堂では、人形だけでなくさまざまなものを供養できます。
- ぬいぐるみ
- 遺品
- 仏壇仏具
- 写真
思い出の品や長年使用してきた大切なものも、丁寧に供養してもらえます。
このように供養できるものの種類が幅広いため、家族や親族の思い出の品をまとめてお願いすることも可能です。お焚き上げが必要なものがあれば、事前に整理してまとめておくといいでしょう。
人形供養の千手観音堂と一緒に比較・参考にすべき情報
- 検見川神社は人形供養を受け付けている?
- 稲毛浅間神社での人形供養
- 千葉県の成田山仙台分院での人形供養
- 人形供養を無料でする方法は?
千葉県内の他の神社やお寺での人形供養を知れば、自分に最適な選択肢を見つけられます。
ここでは、4つの情報を詳しく解説します。
検見川神社は人形供養を受け付けている?
検見川神社のホームページには、人形供養に関する明確な記載はありません。
しかし、お祓いの際に人形も一緒に供養してもらえたという体験談があります。
検見川の実家を取り壊すことになり、つい先日取り壊し前のお払いを「検見川神社」の神主さんに来ていただき、済ませました。その際、処分することになった古い人形達のお払いも一緒にしていただきました。魂抜きのお払いと言うものだそうです。
あくまで可能性の話になるので、実際に供養してもらえるかはわかりません。詳細は神社に直接問い合わせてみてください。
稲毛浅間神社での人形供養
稲毛浅間神社では、毎年1月に神符焼納祭を開催しています。お焚き上げの対象は古い御札や正月飾りですが、人形も出せるという情報があるようです。
ただし、公式情報は見当たらないため、人形供養が可能かどうは直接問い合わせる必要があるでしょう。
口コミやSNSを参考にするのもいいですが、供養を確実にしてもらうなら神社から話を聞くべきです。
千葉県の成田山仙台分院での人形供養
成田山仙台分院では、年間を通して人形供養を受け付けています。
供養料は、みかん箱1箱分(3辺の合計が約100cm)で3,000円です。
特徴的なのは、毎年2月から3月にかけて約1,000体の雛人形を展示する「人形供養感謝祭(雛人形の展示)」を行っている点です。供養された人形の一部がこの展示に使用されるため、思い出の人形を最後に飾ってもらえる機会にもなるでしょう。
人形供養を無料でする方法は?
人形供養を無料で行う方法は、葬儀ホールが開催する人形供養祭への参加を検討しましょう。すべてが無料ではありませんが、費用が一切かからずに供養できるところはいくつかあります。
お近くに葬儀ホールがあるなら、人形供養祭を開催していないか調べてみてください。
また、供養とは別に寄付や買取などの処分方法も検討するといいでしょう。譲渡や売却に抵抗感がなければ、無料または値段がつく可能性があります。
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まとめ:人形供養の千手観音堂は千葉県以外の方にもおすすめ
人形供養の千手観音堂は、毎日供養を受け付けている点や、お焚き上げまで一貫して行える点が特徴です。
また、郵送での供養も受け付けているため、千葉県以外の方でも利用しやすい施設といえます。大切な人形との別れを適切に行いたい方には、ぜひ検討してみてください。
記事を読んで行動してほしいこと
- 千手観音堂の公式サイトで詳細な情報を確認する
- 人形供養の方法や費用について、家族や親族と相談する
- 地元の神社やお寺でも人形供養の可能性を問い合わせてみる
- 供養後の新たな門出に向けて、心の準備を整える
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