五月人形の屏風を処分は、頭を悩ませられる問題のひとつです。愛着のある品だけに、粗大ごみとして出すのは忍びない気持ちがあるでしょう。
また、屏風はサイズが大きいため、運び出すのも一苦労です。神社やお寺で供養してもらおうと考えても、屏風は受け付けていないケースがほとんどです。
そんな五月人形の屏風の処分には、いくつかの選択肢があります。
- ①:人形供養
- ②:粗大ごみと出す(自治体)
- ③:寄付
- ④:不用品回収業者への依頼
- ⑤:買取業者への依頼
特に、買取業者への依頼は状態が良ければ無料で引き取ってもらえる上に、現金化できる可能性もあります。業者に任せることで手間も省けるため、おすすめの方法です。
この記事では、五月人形の屏風を処分する際の方法と注意点を詳しく解説します。
五月人形の屏風処分で困っている方は、ぜひ最後までお読みください。
記事のポイント
- 五月人形の屏風は供養だと対応してもらえない可能性がある
- 自治体のごみ回収では粗大ごみ扱い
- 寄付なら再利用してもらえる可能性あり
- 買取業者なら無料で引き取りしてもらえる上で現金化の可能性あり
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五月人形の屏風を処分する方法
- ①:人形供養
- ②:粗大ごみと出す(自治体)
- ③:寄付
- ④:不用品回収業者への依頼
- ⑤:買取業者への依頼
①:人形供養
五月人形の屏風を処分は、人形供養の一部として対応してもらえるケースがあります。ただし、神社やお寺によってルールが異なるため、事前の確認が必要です。
筆者の経験則からいうと、屏風は五月人形とは別に処分が必要な場合がほとんどでした。
現在は供養を代行してくれるサービスがあふれていますが、屏風の処分まで対応しているところは稀です。したがって、処分は別の方法を検討したがほういいと思います。
なお、五月人形本体にかかる供養の費用相場は、神社やお寺で3,000円程度、供養代行サービスで5,000円程度です。費用は屏風の大きさや重さによって変動するため、必ず確認をしてください。
②:粗大ごみとして出す(自治体)
五月人形の屏風を処分で確実な方法は、粗大ごみ回収(自治体)の利用です。
サイズが30cm以上あれば、粗大ごみの処分を検討しましょう。
五月人形の屏風を粗大ごみとして出す場合は、まず自治体の窓口に申し込みます。電話やインターネットで受け付けている自治体が多いです。申し込み後はコンビニエンスストアなどで処理券を購入し、指定された日時に決められた場所へ屏風を出します。
処理券は地域によって料金が異なります。詳細を知りたい場合は、事前に自治体のホームページや窓口に問い合わせるようにしてください(地域によってルールが異なります)。
屏風を自分で運び出すのが難しい場合は、自治体の戸別収集サービスを利用するのも手です。ただし、別途料金がかかる場合があるので注意しましょう。
③:寄付
五月人形の屏風は寄付によって処分することも可能です。特に状態の良いものなら、児童養護施設やNPO団体が引き取ってくれる可能性があります。
寄付先として代表的なのは、NPO法人セカンドライフです。不用品を回収してリユースする活動を行っており、寄付の際は供養も行ってくれるため、安心して手放すことができます。
セカンドライフへの寄付は、箱の3辺の合計が160cm以内の場合、3,200円で受け付けています。ただし、屏風も寄付する場合は指定サイズに収まらないため、事前確認が必要です。
五月人形の屏風を寄付する際は、必ず受け入れ可能かどうかをチェックしてください。汚れやキズがあると、受け付けてもらえない場合もあります。
④:不用品回収業者に依頼する
五月人形の屏風を確実に手間なく処分したいなら、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
特に大型の屏風やガラスケース付きの場合は、回収から処分まで一括で対応してくれるのでおすすめです。費用はかかるものの、手間なく処分したい方には適しています。
ただし、悪徳業者に当たってしまうと、不法投棄やぼったくりの被害に遭う可能性が高いです。信頼できる業者を選ぶためにも、会社の経歴、見積もりがどれだけ細かく書かれているか、一般廃棄物処理の許可証の有無、口コミ評価などをチェックしましょう。
業者選びでは、最低でも3社以上から見積もりを取るべきです。料金の相場がわかるだけでなく、対応の丁寧さも比較できます。
五月人形の屏風を処分を不用品回収業者に依頼する際は、必ず料金体系や作業内容について詳しく確認しましょう。追加料金が発生するケースもあるので注意してください。
⑤:買取業者に依頼する
五月人形の屏風は買取業者に依頼すると、状態が良ければ無料で引き取ってもらえます。さらに、骨董品としての価値が認められれば、現金化も可能です。
買取される可能性が高いのは、有名作家の作品や伝統工芸品、ブランド品の屏風です。特に新品同様の状態であれば、高額査定が期待できます。
ただし、一般的な屏風は中古市場での需要が限られるため、買取を断られるでしょう。
おすすめの買取業者は、日本人形の買取を専門としている「Coyash(コヤッシュ)」です。出張買取を専門としており、出張費用・査定費用・キャンセル費用すべてが無料で利用できます。
ただし、対応エリアは以下のみです。
- 北海道札幌市周辺
- 東北仙台市周辺
- 関東(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)
- 名古屋市周辺
- 関西(大阪府・京都府)
- 福岡県
対応エリアが全国の買取業者に依頼したい場合は、福ちゃんがおすすめです。ただし、原則として日本人形の買取には対応していないため、五月人形+屏風と買取対象品をあわせて査定に出すことが条件になります。
Coyashについては記事「日本人形の買取は「COYASH」がおすすめ | 雛人形や五月人形を買い取ってもらえない場合にも最適な専門業者です。」で詳しく解説しています。
福ちゃんを活用した買取依頼については、記事「日本人形を買取・引き取りしてもらうコツ|口コミにもない査定の裏技と手順を紹介」をご覧ください。
五月人形の屏風を処分する際のFAQ
- 五月人形の寄付は無料でできる?
- 五月人形の処分をみんなはどうしてるの?
- 五月人形の処分時期はいつ?
- 五月人形の処分費用はいくらですか?
- 五月人形のガラスケースはどのように処分しますか?
五月人形の寄付は無料でできる?
五月人形の屏風を寄付する場合は、基本的に料金が発生します。手数料のほか、配送料や供養料などもかかるためです。送料込みの料金設定が多いですが、搬出時に別途費用が必要なケースもあります。
代表的な寄付先であるNPO法人セカンドライフでは、箱の3辺の合計が160cm以内の場合で3,200円の料金設定です。ただし、大型の屏風やガラスケース付きの場合は料金が上がるため、事前確認が必要です。
地域の児童養護施設や福祉施設に直接寄付できる場合は、無料で引き取ってもらえる場合もあります。しかし、搬入は自己責任で行う必要があるでしょう。
五月人形の屏風を寄付する際は、必ず受け入れ可能かどうか確認してください。また、搬出や配送にかかる費用も考慮に入れる必要があります。
五月人形の処分をみんなはどうしてるの?
五月人形の屏風を処分する方法は人それぞれです。筆者が感じた印象では、供養を済ませてから処分するパターンが多いような気がします。
屏風自体の処分では、自治体の粗大ごみとして出すパターンが多いです。大型サイズでも自治体のルールに従えば処分できるため、多くの人が選んでいる気がします。
とはいえ、状態の良い屏風なら買取業者に引き取ってもらえるかもしれません。骨董品としての価値があれば、現金化も期待できるのでまずは査定に出すのもアリだと思います。
また、不用品回収業者への依頼も一般的です。特に、ガラスケース付きの大型屏風や他の不用品と一緒に処分したい場合に選ばれます。即日対応も可能なため、急な処分にも対応できるのが魅力ですね。
五月人形の処分時期はいつ?
五月人形(屏風も含む)を処分する時期に、明確なルールはありません。お子さんの成長に合わせて、各家庭で判断するのが一般的です。
地域の習わしや家庭の考え方を参考に、処分時期を判断するといいでしょう。
多くの家庭では、お子さんの小学校卒業時や中学校入学時、進学や就職で家を出る時などの節目に処分するケースが多いです。また、飾る場所の確保が難しくなった場合や、保管が大変になった場合なども処分時期の目安といえるでしょう。
処分時期を決める際は、供養や買取、寄付などの手続きにかかる時間も考慮に入れるべきです。余裕のある準備をおすすめします。
五月人形の処分費用はいくらですか?
五月人形を処分する費用は、方法によって大きく異なります。
自治体の粗大ごみとして出す場合は、1,000円から3,000円程度が一般的です。供養を含めた処分を考える場合は、神社やお寺で3,000円前後、供養代行サービスで5,000円程度が相場になります。
ただし、屏風の大きさや重さによって料金は変動するため、注意が必要です。
買取業者への依頼は、状態が良ければ無料で引き取ってもらえる可能性があります。価値が認められれば、現金化も期待できるので検討する価値は大いにあるでしょう。
五月人形のガラスケースはどのように処分しますか?
五月人形のガラスケースは、自分で解体・分別してごみとして出すか、不用品回収業者または買取業者に依頼するのが一般的です。
ガラスケースの解体や処分方法については、記事「人形ガラスケースを分解する方法|処分の仕方とおすすめの選択肢を解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
五月人形の屏風を処分する方法は、供養、自治体の粗大ごみ、寄付、不用品回収業者への依頼、買取業者への売却など、いくつかの選択肢があります。
特に買取業者への依頼は、状態が良ければ無料で引き取ってもらえる上に、現金化できる可能性もあります。業者任せで取引が済むため、手間もかかりません。
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