五月人形を久しぶりに確認したら、カビが生えていて困っていませんか。
人形は湿気や保管環境によって、木材や布地などの素材にカビが発生する場合があります。とくに湿度の高い日本では、適切な手入れを怠ると翌年の節句が台無しになる可能性が高いです。
この記事では、五月人形のカビ掃除の方法をはじめ、落ちない場合の対処法や予防策について解説します。最後まで読めば、大切な人形を長く美しい状態で保つ知識を得られます。
記事のポイント
- カビが生えた場所を確認する重要性
- 素材別の正しい掃除方法
- カビが落ちない場合の対処法
- カビ防止策と保管時の注意点
五月人形のカビ掃除のやり方
- カビが生えている場所を確認する
- ガラスやプラスチックのお手入れ
- 木材のお手入れ
- 布地のお手入れ
- 落ちない場合は処分を検討しよう
カビが生えている場所を確認する
五月人形にカビが発生したら、どこに生えているか確認しましょう。
掃除方法は、木材や布地などの素材によって異なります。
ガラスケースやプラスチック部分は簡単に掃除できますが、布地や木材は繊細なため、間違った方法で行うと傷つける可能性があります。
また、カビの発生は湿気が原因になる場合が多いため、保管場所も見直す必要があるでしょう。
適切な対処方法を選ぶには、素材ごとの特徴を把握しなければいけません。
ガラスやプラスチックのお手入れ
ガラスやプラスチック部分にカビが生えた場合は、水で薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませて拭き取ります。その後、水拭きで洗剤を完全に取り除き、乾いた布でしっかりと乾燥させましょう。
市販のカビ取り剤も使用できますが、強力な薬剤は素材を傷める可能性があるため注意してください。
また、掃除後は湿気対策として乾燥剤をケース内に入れると再発防止につながります。
木材のお手入れ
五月人形の木材部分に生えたカビは、素材を傷めないよう慎重に取り除かなければいけません。
まずは、柔らかい布で表面のほこりを拭き取ります。その後、消毒用エタノールや次亜塩素酸水を含ませた布で軽く拭き、カビが生えた箇所にキッチンペーパーを貼り付けて15分ほど置きます。
黒ずみが残る場合は、さらに同じ手順を繰り返してください。
ただし、塗装が施された木材は薬剤が塗膜を傷つける可能性があるため、事前に目立たない箇所でのテストをおすすめします。
布地のお手入れ
五月人形の布地部分に生えたカビは、力を入れすぎず丁寧に掃除する必要があります。
まずは、晴れた日に陰干しして湿気を取り除きます。その後、柔らかいブラシやメイクブラシで優しく叩きながらカビを落としましょう。
薬剤は布地を傷める可能性があるため使用せず、必要に応じて専門業者へ相談するのが安心です。掃除後は乾燥剤を使い湿気対策を徹底し、再発防止に努めてください。
落ちない場合は処分を検討しよう
五月人形のカビが落ちない場合は、人形の状態や素材によって処分を検討しましょう。とくに布地や木材部分の深刻なカビは、自宅での対処が難しいです。
したがって、お焚き上げ供養で処分するのが適しています。
神社やお寺にお願いするのが一般的ですが、時間や対面を避けたい場合は郵送供養サービスが最適です。自宅にいながらお焚き上げ供養をしてもらえます。
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新しい五月人形への買い替えを検討している場合にも、有効な選択肢になるでしょう。
五月人形のカビ掃除に関する情報
- 人形のカビの原因は?
- 五月人形のカビ防止策は?
- オキシクリーンでカビは死滅しますか?
- 修理代はいくらかかる?
人形のカビの原因は?
人形にカビが発生する原因はさまざまですが、もっとも多い事例は湿気です。
湿度が高い環境や風通しの悪い場所に保管すると、カビが繁殖しやすくなります。
室内のカビは、温度20℃前後、湿度60%以上で繁殖し、湿度が80%を超えると繁殖のスピードが速くなります。また、日当たりや風通しの悪いところ、部屋の隅、表面が凸凹のある壁、結露の多い場所に発生します。
参照元:室内の空気環境 カビが好む環境
したがって、窓際やお風呂場の近くなど湿気が多い場所での保管・設置は避けるべきです。また、加湿器を使用している部屋や、密閉された収納スペースも注意しましょう。
一方、極端に乾燥した環境や直射日光も素材を傷める原因となるため、適度な湿度と風通しを確保しなければいけません。
五月人形のカビ防止策は?
五月人形のカビを防ぐには、保管前のお手入れと適切な収納環境が欠かせません。
飾り終わった後は柔らかい布で汚れを拭き取り、晴れた日に陰干しして湿気を取り除きます。また、防虫剤や乾燥剤を使用し、人形専用の収納箱に入れましょう。
ただし、乾燥剤と防虫剤を併用すると化学反応で素材を傷める可能性があるため注意してください。
収納場所は風通しが良く、直射日光や湿気の少ない場所を選ぶべきです。
オキシクリーンでカビは死滅しますか?
オキシクリーンは、強力な酸素系漂白剤として一部の素材には有効です。
しかし、カビを死滅させる力はありません。
オキシクリーンにはカビの色素を破壊するほどの力はありません。 表面的なカビや黒ずみは落ちる可能性がありますが、カビを落とすことを目的とした商品ではありません。
また、布地や木材などデリケートな素材には不向きで、変色や劣化を引き起こす可能性があります。ガラスやプラスチック部分には薄めた液を布に含ませて拭き取ると効果的ですが、その後は必ず水拭きして残留物を取り除かなければいけません。
修理代はいくらかかる?
五月人形の修理代は、カビの範囲や素材によって異なります。
軽微な修理なら数千円程度で済む場合もありますが、大規模な修復や専門技術が必要な場合は数万万円以上かかるでしょう。
また、金箔貼り直しなどの特殊な加工は高額になる可能性があります。
修理費用を抑えるには、普段から適切なお手入れと保管方法を心掛けるべきです。加えて、修理依頼時には購入店や専門業者に見積もりを依頼して比較しましょう。
まとめ:五月人形のカビ掃除は素材別で異なる
この記事をまとめます。
- カビ掃除は素材ごとに異なる方法が必要
- ガラスやプラスチック部分は洗剤で簡単に掃除可能
- 木材や布地部分は慎重に扱う必要がある
- カビが落ちない場合は専門業者や処分も検討
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