お守りを別の神社でお焚き上げするのは失礼にあたる！基本は授かったところに返納

神社でお守りを購入したものの、お焚き上げや返納をどうすればいいか悩んでいませんか。

お守りは授かった神社に返すのが基本ですが、遠方に住んでいたり、神社の場所を忘れてしまったりすると、不安でいっぱいになるはずです。

神社では、お守りを通じて神様とのご縁を結んでいます。そのため、お焚き上げの際は適切な作法で行うのが望ましいです。

特に、別の神社でのお焚き上げには注意しなければいけません。授かった神社以外での返納は、本来避けるべき行為とされています。

この記事では、お守りのお焚き上げを別の神社でする行為、返納方法などを詳しく解説します。正しい作法を知れば、スムーズに手放せるはずです。

 記事のポイント

お守りを別の神社でお焚き上げする行為

お守りの返納方法を正しく理解すれば、神様への感謝の気持ちを込めた適切なお焚き上げが可能です。それでは、詳しく解説していきます。

違う神社に返納するのはNG

お守りには、授かった神社の神様の御神徳が宿っています。

そのため、別の神社でお焚き上げまたは返納することは失礼にあたります。

お守りの中には神様の分身が宿っているのですが、その分身はお守りを授かった神社の神様（御祭神2）です。違う神社に返納するとなると、「違う神様」に返すことになり、失礼にあたります。

参照元：古いお守りの返納は違う神社じゃダメ？理由と正しい返納場所を解説！

お守りは神様からの授かりものであり、神様に感謝を込めて返すのが本来の形です。神社では、お守りを通じて神様との大切なご縁を結んでいます。

そのご縁を大切にするためにも、授かった神社への返納を心がけましょう。

また、お焚き上げや返納をする際は丁寧な対応を心がけ、感謝の気持ちを込めて行うべきです。

返納はどこでもいいわけではない

お守りのお焚き上げや返納には、神様への感謝の気持ちを込める必要があります。

したがって、授かった神社以外での返納は、神様とのご縁を軽視する行為です。

神社には独自の御祭神がいて、それぞれ異なる御神徳を持っています。そのため、別の神社でお焚き上げをすると、授かった神様へ無礼を働いてしまうのです。

遠方に住んでいるなどのやむを得ない事情があっても、できるだけ授かった神社に返納する方法を考えましょう。

神社の違うお守りを複数持っていても大丈夫？

複数の神社のお守りを、同時に持つことは問題ありません。むしろ、それぞれの神様の異なる御神徳を授かれる良い機会です。

ただし、お守りを持つ際はそれぞれの神様への敬意を忘れずに大切に扱いましょう。お守り袋は清潔に保ち、破損や汚れに気をつけてください。

返納時は、必ずそれぞれ授かった神社でお焚き上げをするか返納するようにします。

授かったところに返納が難しいなら郵送供養サービスを検討

授かった神社への直接の返納が難しい場合は、郵送供養サービスの利用を検討しましょう。さまざまなお守りやお札、人形などのお焚き上げ供養に対応しているため、ストレスを抱えずに処分できます。

 おすすめの人形供養宅配サービス

これらを利用すれば、自宅にいながらお焚き上げを終えられます。さらに、神様への感謝の気持ちを込められるため、安心して利用できます。

別の神社でのお焚き上げと一緒に参考にすべき情報

お守りやお札の正しい扱い方を知れば、神様への敬意を表せます。また、適切な返納方法を理解すると、より良いご縁を結べるでしょう。

お札も同様？

お札もお守りと同様に、授かった神社でお焚き上げ・返納するのが基本です。神様の御神徳が宿っているため、粗末に扱うことは避けなければいけません。

古くなったお札は、授かった神社のお焚き上げで供養するのが最適です。神社によっては古札納所が設けられているので、利用すれば供養してもらえます。

返納時期は、新しいお札を受けるタイミングや、破損や汚れが目立ってきた時が目安です。

違う神社のお札を神棚に祀ってもよいですか？

神棚には、複数の神社のお札を祀れます。

ただし、お札の配置には決まりがあり、上下関係や左右の位置に気をつけなければいけません。

御扉が⼀つの神棚は⼿前が神宮⼤⿇、その奥に⽒神さま、次にその他の崇敬されている神社の順に重ねます。御扉が三つの神棚は、中央に神宮⼤⿇、向かって右に⽒神さま、左にその他の崇敬神社のお神札をお祀りします。

参照元：お神札（神宮⼤⿇）の祀り⽅

また、神棚の清掃や供え物の交換など、日々のお手入れも欠かさず行いましょう。お札を大切に祀れば、神様の御加護を受けやすくなるといわれています。

古札納所とは

古札納所は、古くなったお札やお守りを一時的に保管する場所です。神社の境内に設置されており、参拝者が自由に利用できます。

納められたお札やお守りは、定期的に神社でお焚き上げされます。ただし、他の神社のお札やお守りを納める行為は避けましょう。

利用する際は、お札やお守りを丁寧に包み、感謝の気持ちを込めて納めてください。

まとめ：別の神社でのお焚き上げは可能なかぎり避けるべき

お守りのお焚き上げは、別の神社で行うのは避けるべきです。神様への感謝の気持ちを込めて、丁寧に扱う意識を持ちましょう。

また、授かった神社への返納が難しい場合は、郵送供養サービスの利用を検討しましょう。そうすれば、正式な供養を受けられます。

 記事を読んで行動してほしいこと

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