
雛人形は供養しないとどうなるんでしょうか?雛人形は身代わりと聞いたので、人形供養をすべきか悩んでいます。
この記事は、こんな悩みを抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山の人形供養に携わってきました。
その経験から言うと、雛人形の処分はその人が自由に選択してOKです。
そもそも人形供養は日本特有の文化です。
早い話が、雛人形を供養しなかったからと言って何かが起こるわけではありません。
しかしながら、ここ日本では多くの人が「雛人形を供養しないとどうなるか」疑問に思っています。つまり、世間はそれだけ「雛人形の処分=人形供養」が一般的と考えているわけです。
この記事では、そんな雛人形を供養しないとどうなるかをまとめました。
最適な処分を実現したい方は、ぜひチェックしてみてください。
私たちが雛人形を供養しないとどうなるか不安になる理由
私たちが雛人形を供養しないとどうなるか不安になる理由は、以下のとおりです。
- ①:雛人形は身代わりだから
- ②:捨てるとバチがあたりそうだから
- ③:雛人形に思い入れがあるから
上記を理解すれば、雛人形の処分に対する引き出しが増えると思います。
ここでは3つの理由についてまとめました。
①:雛人形は身代わりだから
私たち日本人が、雛人形の処分に対して「人形供養」を第一にかんがえる理由はひとつです。
それは雛人形が「子供を厄から守る身代わり」とされているため。
おはようございます♪
娘たちが成人した頃から雛壇を出すのが億劫になってきて…ここ数年は手作りキットの男雛と女雛だけになりました。
雛人形は人間の厄を引き受ける役割を持ち 男女問わず子供の健やかな成長を願って飾るもの。
愛しい人の幸せを願って¨̮⋆
All you need is only smile 💜💛💚 pic.twitter.com/fQu32TpOTi
— Saicorocoroᵏᵐᵏ ☘️ (@sf0713_nrmy) February 4, 2022
雛人形は日本の伝承や文化において、家庭の安全や子供の健康を願って飾られるもの。いわば、一種のお守りでもあります。
そのため、ただしく処分するのが一般的という風潮になったのです。
無論、身代わりになってくれた雛人形に対してしっかりと供養してあげることは大切なこと。しかし、処分の方法に決まりはありません。
②:捨てるとバチがあたりそうだから
日本は長い歴史を通じて、物に対する感謝や畏敬の念を大切にしてきました。このような文化背景から「(大切なものを)捨てるとバチがあたる」といった考えが定着しています。
雛人形もまさにその一部です。
したがって、思いを込めるなら人形供養がいいですし、処分することを優先するならいかなる方法でも問題はありません。
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③:雛人形に思い入れがあるから
雛人形は基本的にひとりの人間に対して1体が望ましいといわれています。これは御守りと一緒で、要はその人が使ったものはそれきりという考え方です。
したがって、雛人形には思い入れが生じやすいと言えます。
その思いこそが、雛人形を供養しないとどうなるかという不安を生み出す要因です。
雛人形の処分を決める上での判断基準
雛人形を供養しないとどうなるか不安な方は、処分を決める上での判断基準を知ることをおすすめします。
- ①:処分することに罪悪感があるなら「人形供養」がおすすめ
- ②:スムーズな処分と現金化が目的なら「買取」がおすすめ
- ③:誰かに使ってほしい場合は「寄付」がおすすめ
上記を基準にすれば、あなたにとって最適な処分方法が見つかるはずです。
ここでは3つの判断基準について詳しく解説します。
①:処分することに罪悪感があるなら「人形供養」がおすすめ
雛人形は子供の身代わりでもあるので、できることなら手厚く処分してあげたいものです。
そこで基準にしてほしいのが「雛人形を処分することに対する罪悪感の有無」。
もし処分することに対して、罪悪感や抵抗感が少しでもあるのなら「人形供養」がベストです。その気持ちにウソをついて他の処分をしても、その罪悪感はその後も残り続けます。
清らかな気持ちで処分をしたいなら「人形供養」を第一に検討しましょう。
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②:スムーズな処分と現金化が目的なら「買取」がおすすめ
雛人形が高価な場合は、処分や人形供養を選ぶよりも「買取」を検討する価値があります。
特に日本人形の買取を専門とする業者を利用すれば、高価買取が実現する可能性が高いです。状態が良い雛人形ほど高値がつきやすいので、スムーズな処分と現金化を考えている方にはおすすめといえるでしょう。
なお、当ブログがおすすめする人形買取に強い業者は以下のとおりです。
特徴 | 査定 | |
【バイセル】 |
| 無料 出張査定OK |
美術品買取専門店【獏】 |
| 無料 出張査定OK |
骨董品買取こたろう |
| 無料 出張査定OK |
複数の業者に査定を出すことで、もっとも高値をつけてくれるところに買取してもらえます。
査定は無料でやってくれるので、まずは気軽に依頼をしてみましょう。
③:誰かに使ってほしい場合は「寄付」がおすすめ
もし雛人形の状態が良く、この先も他の人に使ってもらいたい場合は「寄付」もおすすめです。
インターネットで「(地名) 雛人形 寄付」と検索すれば、引き取ってくれるところがいくつか見つかるはずです。
ただし、受け入れ条件は施設によって異なります。
寄付する場合は条件をよく理解した上で、申し込むようにしてください。
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雛人形は供養しないとどうなるのか不安な場合のQ&A
雛人形を供養しないとどうなるか不安な場合のQ&Aをまとめました。
処分を検討する際のヒントとしてお役立てください。
Q1:雛人形をゴミとして捨てたら呪われますか?
A:雛人形をゴミとして捨てたからといって「呪われる」わけではありません。
呪われる・バチがあたるという概念は、感情や信仰に関わる問題です。したがって、その人の考え方や信念によって異なります。
もし、ゴミとして捨てることに抵抗がある場合は「人形供養」を行いましょう。
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Q2:雛人形を人形供養する場合の費用はいくらかかる?
A:人形供養の費用は、施設やサービスによって大きく異なりますが、一般的には数千円から数万円程度です。
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Q3:雛人形をインテリアとして飾るのはダメ?
A:雛人形をインテリアとして飾ることは問題ありません。
ただし、飾る場所や方法には一定のエチケットが存在する場合もあります。それに留意できるなら、飾っても問題ないといえるでしょう。
まとめ
雛人形を供養しないとどうなるか不安な場合は、あなたの考え方や信念に対して素直になることをおすすめします。
主な処分方法としては以下があるので、じっくり検討してみてください。
- 人形供養
- 買取
- 寄付
自分自身の状況や考えにもっとも合った方法を選ぶことが大切です。
この記事が、雛人形の処分に関する不安を少しでも解消できたなら幸いです。
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