雛人形を捨てると呪いにかかるのか?おすすめの処分方法と注意点を解説

雛人形を捨てると呪いにかかるのか?おすすめの処分方法と注意点を解説 人形を供養・処分する方法

なんとかして処分したい雛人形があるのですが、どうにも捨てるとバチが当たりそうで怖いです。呪いにでもかかったらと思うと困ってしまうのですが、おすすめの処分方法はありますか?ぜひ教えてください。

この記事は雛人形を捨てるにも呪いにかかるのでは?と悩んでいる方が対象。

結論からいうと、雛人形を捨てたからと言って呪いにかかる心配はありません。すべては人形を所持する人の気持ち次第です。

どうも、松吉です。

松吉

人形供養がわりと身近な環境で生活をしている松本市民です。これまでに沢山の人形供養と処分・遺品整理に携わってきました。このブログではその経験を包み隠さずシェアしていこうと思います。

【当ブログ記事の信頼性】
①:筆者の人形供養と処分・遺品整理に携わった歴は10年(現在進行形)
②:骨董品収集と取引歴は15年以上
③:人形供養と処分・遺品整理に関する情報を日々リサーチしている

松吉をフォローする

私はこれまでに沢山の人形供養と処分に携わってきましたが、その経験から言うと雛人形の処分は人によって大きく異なります。

人形供養をする人もいれば、燃えるゴミとして出す人もいますし、不用品回収業者に依頼して気持ちの負担を軽減する人など様々です。

この記事をチェックすれば、きっとあなたなりの雛人形の捨て方を見出せると思います。

雛人形を捨てる時に脳裏をよぎる呪いや祟りについてや、おすすめの処分方法をご紹介するのでぜひ参考にしてください。

雛人形を捨てると呪いにかかるの?

雛人形を捨てると呪いにかかるかどうか。
これは雛人形を所有する多くの人が疑問に思うことです。

この項目では以下の3つの結論をお話しようと思います。

  • ①:呪いや祟りの影響は基本的にない
  • ②:呪いをイメージしてしまうのは捨てることに抵抗があるから
  • ③:実際に呪いや祟りにあったケースはあるのか?

それでは見ていきましょう。

①:呪いや祟りの影響は基本的にない

雛人形は子供の成長を祈願し、厄を代わりに受けるという役目をもつ人形です。したがって特別な力が宿っているとされています。

だからこそ多くの人は人形供養をして処分しますが、供養をせずに捨てる方法を選んだとしても実際には呪いや祟りの影響を受けることはほとんどありません。

ここで「ほとんど」という表現を用いたのは、非常に稀ですが髪の毛が伸びるなどの摩訶不思議な人形が一定数あるからです。

髪が伸びると聞いただけで呪いを連想する方もいるかと思いますが、呪いがかかった人形であれば祟りレベルのアクシデントが頻発するはず。

呪い

呪い(のろい、詛い、英語:curse(カース))は、人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらさしめんとする行為をいう。

引用:Wikipedia

話を戻しましょう。

雛人形は子供の身代わりになる存在なので、さまざまな厄を背負うとされています。

しかしもともとは神々を祀るために作られたもの。
つまりは邪気や悪意を持つような存在ではありません。

したがって仮に捨てるなどの行為をした場合でも、気持ちの整理ができていれば呪いを受ける可能性はないと言っていいでしょう。

②:呪いをイメージしてしまうのは捨てることに抵抗があるから

雛人形を捨てることに抵抗を感じてしまうのは、人間の心理的要因が大きく関与しています。

雛人形はいわば家族の一員として扱われることが多く、長年の思い出や愛情が詰まっているケースが多いです。したがって所有者の多くは捨てることに対して、罪悪感や恐怖を感じることがあります。

「なんとなくだけど捨てたら呪いにかかりそう・・・」
おそらくほとんどの人がこう思うはずです。

だとしたら、捨てるにしても感謝の気持ちや手順が重要。

何の感謝もせずに捨てたなら罪悪感を一生抱くことになるかもしれません。しかし、感謝の意を込めて自分なりに捨てたのであればどうでしょうか。

人形の処分に正解などありません。
すべてはあなたの気持ち次第なのです。

③:実際に呪いや祟りにあったケースはあるのか?

雛人形の呪いや祟りに関する具体的なケースは報告されていません。

ただし雛人形にまつわる以下の話はたくさん見られます。

  • 昔からの言い伝え
  • 怪談
  • 不気味な話
  • 処分に失敗した際のトラブル
  • 都市伝説

これらを信じる信じないはあなた次第(どこかで聞いたセリフ)なのですが、メディアで語られるネタのほとんどは創作と言っても過言ではありません。

また、仮に雛人形を捨てることで呪いが確実に起こるのであれば、世間は供養以外の選択肢をほとんど持つことがないはず。

つまり、捨てる人は捨てていますし供養する人は供養しているわけです。

雛人形を捨てるにおすすめの方法3選

雛人形を捨てる場合は、以下の3つの方法がおすすめです。

  • ①:不用品回収業者に依頼する
  • ②:燃えるゴミとして捨てる(自治体)
  • ③:神社などに人形供養を依頼する

雛人形を捨てる方向で考えるのであれば、精神的負担から解放されるのは「不用品回収業者への依頼」です。次に燃えるゴミとして捨てる方法もありますが、これはタフなメンタルを持っていないと罪悪感を抱き続けることになります。

それでは上記3つの方法を見ていきましょう。

①:不用品回収業者に依頼する

雛人形をそのまま捨てるのは抵抗がある・・・という方は、不用品回収業者の利用がおすすめです。その主な理由は以下のとおり。

  • 雛人形の処分を業者に依頼できるので精神的負担が減る
  • 雛人形や付属品、その他不用品をまとめて処分できる
  • 一般的なゴミとして出せない素材も気にせず処分できる

供養の必要性がないと思うのであれば、不用品回収業者への依頼がベストだと思います。

ただし不用品回収業者はピンキリなので、複数の業者から見積もりを取り比較しましょう。できるなら優良業者のみを一括比較できる【エコノバ】のようなサービスをおすすめします。

内容に納得できる業者を選べば、雛人形の処分もメンタルもスッキリできるはずです。

②:燃えるゴミとして捨てる(自治体)

自治体によっては雛人形を燃えるゴミとして捨てることができます。

ただし受け入れていないところもあるので、事前に地域におけるゴミの分別ルールを確認してください。雛人形によってはパーツ毎に素材が異なるので、分別に注意が必要です。

ごみ出しのルールは自治体ごとに異なるため、世間一般のルールを一律にまとめることは難しいですが、共通して見られる基本的なルールを以下のとおりです。

ごみの種類処分方法注意点
可燃ごみ指定のゴミ袋に入れて、指定された曜日に出す生ごみは水分を取り除く、小分けにして出す
不燃ごみ指定のゴミ袋に入れて、指定された曜日に出す小型家電や金属類は分別して出す
プラスチックごみ指定のゴミ袋に入れて、指定された曜日に出すキャップやラベルは取り除く
ペットボトルすすいでキャップ・ラベルを取り除き、指定のゴミ袋に入れて、指定された曜日に出す圧縮して出すとスペース節約になる
紙類(古紙)紐で束ねて、指定された曜日に出す雑誌や新聞、ダンボールは分別して出す
粗大ごみ事前に自治体に連絡し、指定された日に出す一部有料の場合がある、サイズや重量制限がある

③:神社などに人形供養を依頼する

雛人形を捨てることに対してどうしても呪いや祟りをイメージしてしまう方は、人形供養を専門に行う神社や寺院へ依頼することを検討しましょう。

神社や寺院では雛人形を適切な方法で供養してもらえます。つまりは雛人形の処分に罪悪感や抵抗を抱く方にとって最善の方法です。

数ある方法の中でもっとも安心して処分できるので、捨てることができない方は人形供養を選んでください。

ただし、人形供養には供養料が必要です。
料金に関しては事前に確認しておきましょう。

 関連記事

人形供養の料金相場まとめ
人形供養の料金相場についてまとめました。人形供養料は場所やサービスによって異なるので、詳細を知りたい場合はそれぞれに問い合わせることが重要です。

不用品回収業者ならガラスケースごと処分できるので便利

雛人形は付属品がいくつかあります。
特にガラスケースは処分における悩みの種と言っても過言ではありません。

雛人形をゴミとして捨てる場合は、当然ながらガラスケースの処分も検討する必要があります。ハッキリ言ってこの分別作業はとても面倒くさいです。

しかし不用品回収業者へ依頼すれば、雛人形もガラスケースもまとめて処分することができます。

費用はかかるものの、処分における手間とストレスが緩和されるのでメリットは大きいかと。不用品回収業者は使い方次第で、いくらでもお得になります。

 詳細記事

雛人形を不用品回収で処分する手順まとめ
雛人形の処分を不用品回収業者にお願いしようと考えています。しかし、どういった手順を踏めばいいのかよくわかりません。わかりやすく教えてくださいませんか?よろしくお願いします。 この記事は上記の疑問を抱えている方が対象。 結論からいうと、雛人形...

雛人形の捨て方でよくある質問

雛人形の捨て方に関する疑問や悩みを解決するために、よくある質問とその回答を紹介します。

呪いや祟りが脳裏から離れない方は、ぜひ捨て方のヒントにしてください。

Q1:雛人形を捨てるのに罪悪感があるんだけど…

A:雛人形は家族の一員として扱われることが多いので、捨てることに対して罪悪感を抱くのは自然なことです。もし不用品回収業者への依頼でさえも抵抗がある場合は、人形供養を行ってから処分するといいでしょう。

そうすることで罪悪感を軽減できます。

Q2:雛人形を供養してくれる不用品回収業者はある?

A:雛人形を供養してくれる不用品回収業者は少ないものの存在します。

事前に業者に問い合わせて、人形供養サービスの有無や料金を確認しましょう。

Q3:雛人形を自分で捨てるときの簡単な供養について教えて

A:自分で雛人形を供養する方法として、お線香を焚いたり、手を合わせてお経を唱えるなどが挙げられます。

処分も供養もすべては自由です。
敬意を持って雛人形を扱い、お別れしましょう。

まとめ

雛人形を捨てることで呪いにかかることは基本的にありませんが、捨てる際には心の準備や適切な方法を選ぶことが重要です。

当ブログとしては不用品回収業者の利用をおすすめしますが、気持ちの整理がついていれば自治体のルールに従ってごみと処分することも問題ありません。

ただし捨てることに対する罪悪感を捨てきれない場合は、人形供養を行うことをおすすめします。

罪悪感を完全になくして処分する方法は人形供養以外にありません。

この記事で紹介した情報を参考にして、適切な方法を選んでください。

 関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました