
雛人形捨てたい・・・でも罪悪感があって捨てられないです。どうにかして処分したいのですが、何か良い方法はありますか?教えてほしいです。
この記事は雛人形を捨てたいものの、なかなか捨てられない方が対象。
結論から言うと、雛人形を捨てたい場合は心の整理をおこなって答えを明確にしましょう。
おそらくですが、この記事を読んでいるあなたも次の方と似た心境にあると思います。
おはようございます。気温3℃、曇り。昨日は不用品の整理をした。7段飾りの雛人形も処分しようと思い、最後の飾り付けをしたけど、見ているうちに捨てるのが惜しくなった。人形を処分するのは心が痛む。どうしたものだろう。#ohayo #love #shinjuku #tokyo
— かりん (@karinmugi) February 12, 2012
雛人形を捨てたいのに捨てられないのは、どう処分したらいいのか。本当にこの処分でいいのか。バチがあたらないかといった不明瞭な部分があるからです。
したがって「私はこの方法で雛人形を捨てる(言い切る)」と決断することで、心の迷いがとれて処分を実行できます。
この記事では、雛人形を捨てたいのに捨てられない現状から処分するまでの手引きをまとめました。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
雛人形を捨てたいけど抵抗感があって捨てられない
雛人形を捨てたいと思いつつも、人の形をした人形はなかなか捨てられないものです。そして多くの方が以下をイメージして不安になるはず。
- ①:呪い
- ②:祟り
- ③:バチがあたる
事実、SNSをのぞいてみると上記を恐れて処分に踏み切れない方が多いです。
雛人形を捨てたいけど捨てられない人の投稿
飾らなくなった7段飾りの雛人形が押し入れの中にあって
なかなか捨てられない
魂を込めて雛人形を作ってる人を考えるとどうしても…。#ちょうどいいラジオ— クリム(ラジオ用垢🚇OH-35 ) (@Radio12338815) February 15, 2021
人形の物も気持ち悪いよねー
うちなんか雛人形捨てられないもん。
愛着もあるしなあ。
小道具とか壊れてんだけど、、— AYUMINGPEKO (@ayumingpeko) March 1, 2023
雛人形を捨てたくても捨てられない人は、想像以上に多い印象を受けます。
しかし、雛人形を捨てたからと言って呪いや祟りが生じる根拠はどこにもありません。まずは以下の気持ちを整理することからスタートしましょう。
- ①:捨てたからと言ってバチはあたらない
- ②:すべてはあなたの気持ち次第
心の迷いが取れれば、いかなる方法であっても処分する決意ができます。
それでは上記2つの整理を見ていきましょう。
①:捨てたからと言ってバチはあたらない
雛人形を捨てることで呪いや祟りが起こるという事例はほとんどありません。
これは都市伝説や迷信に過ぎないです。
もっと言えば、現実的な問題ではないと言えます。
モノが捨てられない要因の一つ。
「迷信を気にする」
例:人形、ぬいぐるみ↑あるある‼️雛人形を最近やっと捨てることが出来た😆
魂が入ってるとか、バチが当たるとか巷で聞いて捨てられない。。
自分が納得する方法を見つけて処分しよう。
粗大ゴミ屋さんは、あるある反応でしたよ😆💦
— とこなつ@シンママライター (@tokonatsu115) April 17, 2021
そもそも「バチがあたる」という考え方は、歴史や文化的な背景から雛人形に特別な価値を見出していることが原因と言っていいでしょう。
つまりはその思い込みが抵抗感に繋がっているわけです。
詳細記事

②:すべてはあなたの気持ち次第
雛人形を捨てるときに抱く「抵抗感」は、あなたの気持ち次第で克服できます。
大切にされてきた雛人形を手放すことは、誰しも簡単にできることではありません。そこに罪悪感や悲しみが生じることは自然なことと言えます。
あ、節分終わったから立春か。
お雛様🎎飾らなきゃ。家族たちが幼稚園時代に作った雛人形が
未だに捨てられない(作為の無い可愛さは貴重)— やみぃ@昼店番見習い☕️練習中 (@yummy081075) February 2, 2021
しかし、捨てたいのに捨てられないと心にブレーキをかけたままでは一向に問題を解決できません。だからこそ、雛人形を適切に処分できる方法を選びましょう。
そうすることで、捨てることに対する気持ちの整理ができます。
雛人形の処分方法は自由です。
絶対的なルールや法律も存在しません。
すべてはあなたが自由に決めていいのです。
雛人形を処分する方法5選
雛人形を処分する方法は以下のとおりです。
- ①:不用品回収業者を利用する
- ②:寄付する
- ③:人形供養をおこなう
- ④:専門店に買取を依頼する
- ⑤:ネットフリマやオークションに出品する
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の状況や考え方に合った方法を選ぶことが重要です。
ここでは上記5つの処分方法を詳しく解説していきます。
①:不用品回収業者を利用する
不用品回収業者は手間をかけずに雛人形を処分できます。
利用方法は実にシンプル。
まずは業者の一括比較サービスなどから見積もりを取ります。
その中から気に入った業者に申し込みをすれば、指定された日時に業者が自宅まで引き取りに来てくれる流れです。
雛人形だけでなく不用品をまとめて依頼できるため、処分したいものが多く手間をかけたくないケースには非常に有効な方法です。
ただし料金が発生する上に、処分するものによっては高額になる可能性もあります。したがって事前に確認したり、複数の業者から見積りを取ることが大切です。
詳細記事

②:寄付する
雛人形を捨てたいけど捨てることはどうにも難しいという場合は、人形を必要としている人や団体に寄付することもおすすめです。
たとえば、以下の施設では寄付を受け付けているところがあります。
- 福祉施設
- 児童館
- 自治体
上記以外でも受け付けているところはあるので、ネットを活用して探してみてください。
ただし寄付する場合は、事前に問い合わせる必要があります。場合によっては受付を拒否される可能性もあるので、受付条件を把握することが重要です。
詳細記事

③:人形供養をおこなう
雛人形を捨てたいけど罪悪感を消し去ることができないという方は、人形供養をしてお別れするといいでしょう。
人形供養をおこなってくれる場所は次のとおりです。
- 神社仏閣
- 葬儀ホール
- 人形供養祭
人形供養は雛人形から魂を抜くと共に、感謝の気持ちを込めることができます。その上でお焚き上げしてお別れとなるため、無事に雛人形の魂を鎮められると言われています。
ただし人形供養は供養料が必要なほか、雛人形の付属品は受け付けてくれない可能性も。あくまで人形本体の供養になるので、内容については事前に確認しておきましょう。
詳細記事

④:専門店に買取を依頼する
雛人形を捨てたり燃やす行為に抵抗がある場合は、買取専門店の利用をおすすめします。
買取専門店は雛人形を処分できるだけでなく、お金に換えることもできます。とくに高級品や良い状態のものであれば、高額で買い取ってもらえることも。
雛人形買取の業者あったで
— 丘 (@P_owel_l) January 11, 2022
一般的な業者は雛人形の買取を拒否することもありますが、以下の骨董品買取の専門業者ならよろこんで対応してくれます。
特徴 | 査定・出張費用 | |
骨董品買取こたろう |
| 無料 |
美術品買取専門店【獏】 |
| 無料 |
骨董品買取専門/バイセル |
| 無料 |
ただし、買取価格は店舗によって異なります。
なかには買取をしてくれないところもあるので、複数の店舗に問い合わせて比較検討しましょう。
⑤:ネットフリマやオークションに出品する
雛人形はネットフリマやオークションに出品することができます。先の買取専門業者と同様、雛人形を捨てたいけど捨てられない・燃やせないという方におすすめです。
主なサービスは次のとおり。
よく利用されるフリマアプリ
フリマアプリ | 特徴 | 出品手数料 |
---|---|---|
メルカリ | ・出品・購入が簡単で手軽 ・匿名配送システム「らくらくメルカリ便」 ・値引き交渉機能あり | 売上金の10%(税込) |
PayPay フリマ | ・PayPayボーナスが使える・貯まる ・安心・安全な取引システム ・値引き交渉機能あり | 売上金の5%(税込) |
ラクマ | ・楽天ポイントが使える・貯まる ・出品手数料が安い ・定額制配送「らくらくラクマ便」 | 売上金の3.5%(税込、最低30円) |
よく利用されるネットオークション
フリマアプリ | 特徴 | 出品手数料 |
---|---|---|
メルカリ | ・出品・購入が簡単で手軽 ・匿名配送システム「らくらくメルカリ便」 ・値引き交渉機能あり | 売上金の10%(税込) |
フリル | ・女性向けファッションアイテムが豊富 ・いいね機能でアイテムを保存 ・値引き交渉機能あり | 売上金の10%(税込) |
ラクマ | ・楽天ポイントが使える・貯まる ・出品手数料が安い ・定額制配送「らくらくラクマ便」 | 売上金の3.5%(税込、最低30円) |
ネットフリマやオークションのメリットは、自分で価格を設定して売却できること。ただし、出品手数料や送料を自己負担しなければならないこともあります。
また、無言でのキャンセルなどのトラブルもあるので、利用する前に規約を確認しておきましょう。
不用品回収業者ならガラスケースごと処分できる
雛人形は通常、ガラスケースや台座などが付属しています。
人形本体だけの処分であればまだスムーズにできますが、付属品も一緒に処分するとなると非常に面倒。というのも、以下のハードルを越える必要があるからです。
- ①:雛人形をゴミとして捨てる場合、素材によって分別しなければならない
- ②:人形供養を依頼する場合は、基本的に人形本体のみの受付となる
- ③:寄付や処分をする場合、付属品の運搬がなにかと大変
しかし不用品回収業者を利用すれば、雛人形だけでなくガラスケースも一緒に処分できます。
分別の必要も断れる心配もないので、ガラスケースをはじめとする付属品をまとめて処分したい場合は、不用品回収業者を利用しましょう。
ただし、ガラスケースを含めた処分には追加料金が発生することがあります。事前に業者に確認しておきましょう。
関連記事

雛人形を捨てたい時のQ&A
ここでは雛人形を捨てたい時のQ&Aを紹介します。
これらを参考にして捨てることに対する迷いを解消してください。
Q1:気持ちの整理をつけるにはどうしたらいい?
A:雛人形を捨てたいものの、罪悪感や悲しみが生じてしまうことは自然なことです。しかし気持ちの整理をつけないことには一向に前へ進むことができません。
したがって適切な処分方法を選び、それを決断することが大切です。
また、家族や友人に相談することで前進できたりします。
Q2:寄付や売却は人形供養をしてからのほうがいい?
A:雛人形には魂が宿ると言われています。
だからこそ人形供養をした方がいいと思う方は少なくありません。
正直なところ、人形供養の有無は自由です。
供養をしてもしなくても寄付や売却はできます。
とはいえ人形供養は心の整理がもっともつきやすい方法のひとつ。どんな方法を決断するにしても罪悪感が消えない場合は、人形供養をしてから最善の方法を選択するといいでしょう。
Q3:雛人形はインテリアとして飾っても大丈夫?
A:雛人形をどうしても捨てたくない場合は、インテリアとして活用することも一つの選択肢です。
ただし付属品は場所を取るので、現実的に考えて処分が必要でしょう。また、古い雛人形はインテリアとして適さない場合があります。
デザインやサイズを考慮して飾るべきか判断しましょう。
まとめ
雛人形を捨てたいと思っても罪悪感がつよく残る場合は、あなた自身を納得させてあげる適切な処分方法を選ぶことが大切です。
以下の方法のなかから、最適なものを比較してみましょう。
- 不用品回収業者の利用
- 寄付
- 人形供養
- 専門店への買取依頼
- ネットフリマやオークションへの出品
あなたの決断は最善のものになります。
納得できる方法を選んで、雛人形とお別れしましょう。
【あわせて読みたい】当ブログおすすめ記事一覧
コメント