
神社での人形供養を考えていたのですが断られてしまいました。何とかして処分したいのですが、何か良い方法はありませんでしょうか?
この記事は神社での人形供養ができずに困っている方が対象。
私はこれまでに数々の人形供養と処分に携わってきた人間です。
その経験から言うと、神社で人形供養できなかった場合は「買取」がおすすめです。その理由は以下のとおり。
- ①:人形によっては高価買取が実現する
- ②:ガラスケースや付属品もまとめて売却できる
- ③:出張査定を利用すれば店舗に行く必要がない
人形を売却することに抵抗がないのであれば、買取はおすすめの処分方法です。
この記事では、神社で人形供養できなかった場合の買取についてまとめました。人形の処分について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
神社で人形供養ができないケース
神社で人形供養ができないケースは主に3つあります。
- ①:そもそも人形供養を受け付けていない
- ②:対象外の人形
- ③:ガラスケース付きの人形
神社によっては人形供養を受け付けていない場合や、人形に制限をもうけている可能性があります。また、ガラスケース付きの人形は処分できないことがほとんどです。
ここでは上記3つについて詳しく解説します。
①:そもそも人形供養を受け付けていない
神社によっては人形供養を受け付けていないところもあります。
その主な理由としては以下のとおり。
- 神社の方針
- 土地柄
- 信仰
また、人形供養をする機会が年に数回しか開催されない場合もあります。したがって、人形供養ができるかどうかは神社に直接問い合わせましょう。
もし人形供養ができない場合は他の神社やお寺を探すか、買取業者の検討をおすすめします。
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②:対象外の人形
人形供養を行っている神社であっても、人形の対象を限定している場合があります。
種類によっては人形供養を受け付けてくれないので、詳細は神社に問い合わせるほかありません。
これはあくまで一例にすぎませんが、一部の神社は方針や信仰などの理由から西洋人形やキャラクター人形などを対象外としていることもあります。
対象外の人形はどれだけお願いしても無理なので、他の神社を探すか買取業者に査定を依頼しましょう。
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③:ガラスケース付きの人形
神社の多くはガラスケース付きの人形を受け付けていません。
もちろんすべての神社がNGを出しているわけではありませんが、あくまで人形供養は本体のみを受けていることがほとんどです。
そもそもとしてガラスケースは分別すると「もえないゴミ」にあたるので、神社側としては処分に困るアイテム。断られた場合はガラスケースごと処分できる買取を候補にするといいでしょう。
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神社から人形供養を断られたら処分方法を「買取」にシフト
もし神社で人形供養ができなかった場合は、買取を検討しましょう。
買取業者に依頼すれば、スピーディーに処分ができるだけでなく現金化することも可能です。ただし、以下のポイントを納得できるかが重要になります。
- 人形を売却することに罪悪感がない
- 人形が販売されることに抵抗がない
- 人形が誰かの手に渡ることに抵抗がない
要するにバチが当たるかどうかを気にする方は、人形供養を利用した方がいいと思います。
しかし、人形はかならずしも供養すべきものではありません。それに買取をお願いしてもバチが当たることはないです。
すべてはあなたの考え方次第なので、あなたの最終決断こそが最高の処分方法になります。
以下に人形を買取で処分するメリットを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
人形を買取で処分するメリット
人形を買取で処分するメリットは以下のとおり。
- ①:人形によっては高価買取が実現する
- ②:ガラスケースや付属品もまとめて売却できる
- ③:出張査定を利用すれば店舗に行く必要がない
人形の買取は人形供養と比較すると、スムーズかつ手軽に済ませられます。
上記3つのメリットを詳しく解説するので、人形供養と比較してみてください。
①:人形によっては高価買取が実現する
人形は種類や状態によって高価買取を期待できます。
人形買取で実績のある【バイセル】が公表している相場は以下のとおりです。
買取相場額 | |
日本人形 (五月人形・市松人形・御所人形・雛人形など) | 20万円前後 |
有名作家がつくった人形 (人間国宝・平田郷陽など) | 500万円前後 |
有名作家が作ったフランス人形 (ジュモーなど) | 500万円前後 |
一般的な人形に関しては値段がつかないものもありますが、数十万円で買取される場合は少なくないようです。
とくに希少性のある人形や有名作家が手掛けた人形は、高額で買い取られることがあります。
②:ガラスケースや付属品もまとめて売却できる
買取業者は人形本体だけでなく、ガラスケースや付属品もまとめて買取してくれます。
人形供養は一般的に人形本体のみが対象なので、ガラスケースは自分で処分しなければなりません。しかし、買取業者を利用すればガラスケースごと一度に処分できます。
これはけっこう大きなメリットなので、ガラスケース付きの人形の処分に悩んでいる方におすすめです。
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③:出張査定を利用すれば店舗にいく必要がない
人形の買取は出張査定を利用すれば、店舗に持ち込む必要がありません。
電話やメール一本で自宅査定が受けられます。
出張査定をおこなっている評判の良い買取業者は以下のとおりです。
特徴 | 査定 | |
【バイセル】 |
| 無料 出張査定OK |
美術品買取専門店【獏】 |
| 無料 出張査定OK |
骨董品買取こたろう |
| 無料 出張査定OK |
出張査定は時間や労力を節約できます。
ぜひ検討して見てください。
買取業者を利用するときの注意点
買取業者を利用する際の注意点は以下のとおりです。
- ①:人形の買取につよい業者を選ぶ
- ②:複数の業者に査定を依頼して比較する
- ③:査定額だけで決断しない
上記は人形の買取に失敗しないためにも重要です。
買取業者をかしこく利用して、納得のいく人形処分を行いましょう。
①:人形の買取につよい業者を選ぶ
人形の買取に対応している専門業者はたくさんいます。
しかし、買取業者のほとんどが人形に特化しているわけではありません。すなわち、人形の買取に強い業者を選ばないと、適正な査定額を期待できなくなります。
人形の買取につよい業者に関しては、事前にインターネットや口コミをよく調べましょう。
②:複数の業者に査定を依頼して比較する
人形を少しでも高価買取してもらうには、複数の業者に査定を依頼することが重要です。
1社だけでは査定額が適正かどうかわかりません。
複数社を比較することで、人形の相場が見えてきます。
それにもっとも高い査定額を出した業者を選ぶことができるので、人形を買取処分する際はかならず複数の業者に査定を依頼しましょう。
③:査定額だけで決断しない
査定額が高いという理由だけで、買取業者を決定するのはやめましょう。
なぜならサービス内容や対応に難がある業者だと、のちにトラブルに巻き込まれる可能性があるためです。
したがって査定額だけでなく評判も考慮して、最適な買取業者を選ぶようにしてください。
人形供養と買取に関するQ&A
ここでは人形供養と買取に関するQ&Aをまとめました。
Q1:人形は供養しないとバチが当たりますか?
A:人形供養を行わなくてもバチが当たることはありません。
もっとも大切なことは、人形に対する感謝の気持ちや敬意と言えます。これらが備わっていれば、どんな処分方法になろうとも最善の決断になるでしょう。
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Q2:高価買取をしてもらうためのコツを教えて
A:高価買取をしてもらうためのコツは以下のとおりです。
- ①:人形をできるだけキレイにしてから査定に出す
- ②:査定時に人形の特徴などを明確に伝える
- ③:複数の業者に査定を依頼して比較する
上記はいずれも重要なので、意識して査定を依頼しましょう。
Q3:人形供養も買取も依頼せず飾っておくのはアリ?
A:問題ありません。
人形供養も買取も依頼せず飾っておくのは、個人の感情や考え方によります。人形供養や買取が最適な処分方法でなかったと判断したなら、飾るのも素晴らしい方法のひとつと言えるでしょう。
ただし、将来的に処分を考えることがあるかもしれません。
そのときを見越して、人形供養や買取の方法を決めておくことも大切です。
まとめ
神社では人形供養ができない場合があります。
そんな時は買取を検討してみましょう。
買取を利用する際のポイントは以下のとおりです。
- 人形の買取に強い業者を選ぶ
- 信頼と実績のある買取業者をピックアップする
- 複数の業者に査定を依頼して比較する
また、人形供養と買取に関するQ&Aを参考に、自分に合った処分方法を検討することも大切です。
あなたが思う最適な処分方法を選びましょう。
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