
人形供養は必要でしょうか?処分したい人形がいくつかあるのですが、もし供養以外にも別の方法があれば詳しく教えてほしいです。
この記事は、こんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山の人形供養と処分に携わってきました。
その経験から言うと、人形供養の必要性はその人の人形に対する感情次第で異なります。
人形は供養しなくても罪に問われることはありません。
しかし、いざ捨てるとなると罪悪感が生まれる方もいます。
人形供養が必要か判断する基準は「人形を何もせず捨てられるかどうか」です。
この記事では、次の3つの方法を提案します。
- ①:人形供養をする
- ②:専門業者に依頼する
- ③:買取業者に売却する
いずれも内容が異なるので、人形の処分で悩まれている方は参考にしてみてください。
人形供養は必要?
人形供養とは、これまで大切した人形とお別れするための儀式です。
わかりやすく表現するのであれば、人形のお葬式といったところ。
つまり、これを人間の葬式に置き換えてみると、必要かそうでないかが見えてくるかと思います。
結局のところ、人形供養は必要な儀式ではありません。
すべてはその人の考え方や宗教観によって左右されるものです。
結論から言うと、人形供養は実は必要ありません。人形供養をしなかったからと言って、バチに当たることはないですし、法に触れるわけでもありません。そのため、精神的に何も感じないのであれば、そのままゴミとして出せます。ただし、日本では古来から人形には魂が宿ると考えられているので、愛着のある人形はしっかりと供養をしておきたいと考えてしまう人も多いでしょう。
これを踏まえたうえで、人形供養の必要性と最適な処分方法を検討しましょう。
以降では3つの処分方法について解説します。
人形供養は必要?と悩んでいる方に提案する3つの処分方法
人形供養が必要かどうかは、以下を基準にするといいでしょう。
- ①:処分することに罪悪感があるなら「人形供養」
- ②:処分することに罪悪感がなく人形などをまとめて処分したいなら「専門業者」
- ③:スムーズな処分と現金化が目的なら「買取」がおすすめ
上記を基準にすれば、あなたにとって最適な処分方法が見つかるはずです。
ここでは3つの処分方法について紹介していきます。
①:人形供養
もし人形をそのまま捨てることに少しでも罪悪感があるなら、後の精神状態を考えても人形供養をしたほうがスッキリします。
人形に対する考え方は人それぞれですが、人形供養をせず処分することに対して「そのまま捨てるは気が引ける」「バチが当たりそう」「不幸が訪れそう」などと思う方は非常に多いです。
実家の片付けをしながら、もう物は買わないようにしようと心に誓ってる😬
頂き物に手作り、雛人形、五月人形に兜、大量のバッグに靴、着物…高いもの程物が良くて、捨てる理由を探さないと捨てられないのに傷んでない。処分するのに罪悪感しかない😭😭😭
— Turnip🇨🇦 (@CanadaTurnip) March 29, 2022
人形供養はしたほうが気持ち的にいいと思う ぬいぐるみでも捨てるの罪悪感あるからな…( ˘ω˘ )🙏
— 🐰うさぎのかぶりもの (@usagikaburi) May 18, 2020
人形のなかでも「雛人形」は、身代わりとなってくれた存在。これまでの感謝を込めるなら、人形供養は必要な儀式といっていいでしょう。
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②:専門業者
人形供養の必要性は感じないものの、処分は信頼できる業者に任せたいという方もいるはず。
そんなときは、遺品整理などを専門とする回収業者への依頼がおすすめです。
#遺品整理 業者というものは知っているが、「お金をかけて整理する意味はあるの」と思う方も多いのではないでしょうか。#遺品整理業者 に頼むメリット
1.搬出の負担や処分日を考えなくてよく、一日で終わる
2.整理と並行して買取をしてくれる
3.供養や貴重品の捜索、クリーニングをしてくれる— 遺品整理プログレス (@ihinseiri_p) October 31, 2022
専門業者は通常の人形供養よりも料金が割高になりますが、人形などの処分したいものが大量にあったり、遺品整理で処分するものが多かったりする場合に有効です。
処分したいものを一度にまとめて依頼できるので、分別をする必要がありません。
なかには人形供養もおこなってくれる業者もあるので、優良業者を比較できるサービスを利用してニーズに合ったところを探しましょう。
供養したい人形の数がかなり多い方へ
人形供養は松本市内で開催される「供養祭」で供養できます。
しかし、人形の数があまりにも多い場合は断られる可能性もあるので、遺品整理業者にまとめて依頼することも検証しましょう。
なかでも【遺品整理110番】は、人形供養をはじめ遺品整理で実績があります。
当ブログが自信をもっておすすめするので、人形の数が多く遺品整理も必要な場合は検討してみてください。
③:買取業者
人形供養の必要性がなく、スムーズな処分と現金化を希望するなら「買取」がおすすめです。
買取業者はさまざまですが、人形の買取につよいところを利用することで高値で売れる可能性が高くなります。
買取価格は業者によって異なりますが、日本人形の買取相場は以下のとおりです。
人形の種類 | 買取相場 |
五月人形 | 数千円~70,000円 兜飾りや鎧飾りタイプは高値がつきやすい |
雛人形 | 50,000円~70,000円 有名作家が手掛けたもの・コラボ作品は高値がつきやすい |
市松人形 | 数万円~100,000円(※100万円の価値がつくものもあり) 有名作家が手掛けたものは高値がつきやすい |
御所人形 | 10,000円~50,000円 有名作家が手掛けたものは高値がつきやすい |
こけし人形 | 10,000円~50,000円 戦前の古いものや、有名作家が手掛けたものは高値がつきやすい |
博多人形 | 10,000円~50,000円 戦前の古いものや、有名作家が手掛けたものは高値がつきやすい |
また、高価買取が実現しやすい人形の特徴は以下のとおり。
- ①:有名作家が手掛けたもの
- ②:古い時代に作られたもの
これらに該当する場合は、人形の買取で実績のある業者に鑑定を依頼しましょう。
おすすめは日本人形と骨董品の買取に強い【バイセル】です。
査定は完全無料ですし、万が一買取価格に満足できなかった場合はキャンセルできます。出張買取を依頼してキャンセルしても、手数料は一切かかりません。
気になった方はぜひ無料査定をしてみてください。
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人形供養の必要性に関するQ&A
人形供養の必要性に関するQ&Aをまとめました。
問題の解決や情報収集にお役立てください。
Q1:人形供養しないとどうなる?
A:人形供養をしないからといって、何か問題が発生するわけではありません。
バチが当たるだとか呪われると不安に駆られる人もいますが、それもまたその人ならではの考え方と宗教観が影響しています。
しかし、人形の処分に対して罪悪感や抵抗があるなら「人形供養」がベストです。
Q2:人形供養は自分でやっても大丈夫?
A:人形供養は自分でやっても問題ありません。
しかし、プロが行うわけではないので成功したかどうかがわからないデメリットがあります。それに火を使う場合は火事になるリスクも。
問題点はけっこう多いので、別の方法をおすすめします。
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Q3:近くの人形供養ができるところを探すにはどうしたらいいですか?
A:近くの人形供養ができるところ探す場合は、Googleマップがおすすめです。
人形供養というキーワードを入力して現在地から検索してみてください。
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まとめ
人形供養が必要かどうか判断するのはあなた自身です。
人形にとってどういったゴールが望ましいのかよく考えましょう。
答えはひとつではありません。
処分を検討している人の数だけ存在します。
あなたにとって最適な処分方法を探し出してください。
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